イグちゃんのぼうけん 5
「イグ、どうしたの?あんたってばねぼけてるのー?
ゆめみてないてるのー?」・・・???「あらーふーさんのこえだー」ってイグちゃんがめをさますと、ふーさんがしんぱいそうにみています。「まあ、ちょっとおこられたらすぐなくんだからーあまえんぼうねーイグは・・・」
イグちゃんは、ふーさんがおかわりのかぼちゃサラダをつくってくれたし、やさしくあたまとのどをなでてくれたので、ホッとしました。チクワちゃんはもうたべおわっていましたが、まだたりないなーというかおです。イグちゃんは、「さっきはごめんねーわたしのサラダすこしたべてもいいよー。」というと、チクワちゃんも「じゃあ、しばらくきをかしてあげるよー。」って・・・
グリちゃんとモモちゃんも、なかよくはしごをのぼったりおりたりしてあそんでいます。
ふーさんとにゃあさんは、みんながなかよくしているので、おかいものにでかけることにしました。「じゃあ、みんないいこにしていてね。チンゲンサイとバナナとかぼちゃをかってくるからね。」といってでかけていきました。チンゲンサイもバナナもかぼちゃもいぐあなのだいすきなたべものなのです。
イグちゃんのぼうけん 6
さて、しばらくみんななかよくあそんで、イグちゃんのみなみのしまのたのしいゆめのはなしをきいていました。あばれんぼうのグリちゃんは、「ぼくもそこであそびたいよー」といいだしました。モモちゃんも「あたちもいきたいよ。」といいます。チクワちゃんは、「そのみなみのしまって、どこかにあるのかなー?おいしいものがあるならいってみたいなー」ですって・・・みんなとはなしているうちに、イグちゃんもそのみなみのしまが、ほんとうにすぐちかくにあるようなきぶんになってきました。
「じゃあ、みんなででかけよう!!」とげんかんのドアのかぎをみんなであけようとしたちょうどそのとき、「ただいまー」とふーさんとにゃあさんがかえってきました。「あらーみんなげんかんでなにしてるの?わたしがかえるのをまってたの?ほら、おいしいバナナかってきたよー」とふーさんがいうと、くいしんぼうのチクワちゃんはもう
みなみのしまなんてわすれたようで、ふーさんについてへやへはいっていくし、グリちゃんモモちゃんも、にゃあさんに「あそんでーあそんでー」とだっこされてはいっていきました。