11月19日(木) 曇り時々雨

 この秋一番の冷え込みだった昨夜、久しぶりにコンサートに出かけた。100人収容の小さなホールで、山崎孝先生がドビュッシー前奏曲集の第二集を全曲演奏されたが、レクチャーリサイタルという形式で、はじめに先生の曲についての解説があり、照明を使っての演奏会だった。久しぶりに聴いた生演奏の「花火」に感動した。連れの友人と大学生の生徒も存分に楽しんでくれてよかった。演奏会のあと、大学生に連れられて、流行の(?)アジア料理屋さんで食事をしたが、ピリカラ料理がとても美味しかった。(^o^) 楽しい一夜を過ごしたまではよかったけれど、どうも風邪をひいたようで、今日のレッスンはしんどかった。長引かないといいけれど・・・。(;_;)

 先週、元生徒で発表会でフルートを演奏してくれた大学生のTちゃんが、新しく購入したフルートと「タイタニック」の楽譜とともに遊びに来た。私は、残念ながら「タイタニック」は見ていないので曲も知らなかったのだが、ピアノの伴奏譜もあったので、久々にアンサンブルしてみた。演りはじめると楽しくなってきて、せっかくだから来年の発表会でも演奏しよう!ということになった。Tちゃんは、私が貸す本にも興味があるらしく、今回は京極さんの作品を全部持っていった。好きな作品の読書仲間が増えるのは、うれしいことだと思う。

 また、先週の土曜日は、音大受験生Kちゃんの推薦入試前の最後のレッスンだった。さすがに最近は、試験曲のモーツァルトはよく弾けるようになってきたが、相変わらずチェルニーやバッハはサボりっぱなしで、叱るまいと思いつつも、いつのまにか毎回お説教モードに入っていた私だけど、さすがに最後のレッスンではお説教は控えて、楽典の最終確認もしっかりさせて、Kちゃんの長所である本番に強いところを生かしてのびのびと気持ちよく弾いてくるように、Kちゃんの小さな手と握手して笑顔で送り出した。・・・とはいうものの、やっぱり心配で胸がいっぱいである。(@_@)
 15日にグレード試験を受けた子達は、音が離れた箇所で弾き直した子もいたようだが、最後の補講レッスンでは、それぞれによく弾けるようになっていたので、みんな揃って合格してくれるといいのだけど・・・。

 今週から、久しぶりのエレクトーンの生徒がレッスンに来ることになった。夏にお引っ越ししてみえて、なかなか近くにエレクトーンの先生が見つからなかったとかで、お母さまも本人もうちが見つかって喜んでらっしゃった。私もエレクトーンの生徒がいると今の流行の曲に詳しくなれるし、発表会でも気楽に聴ける曲が増えることになるし、楽しみである。

 来週に自分のレッスンが迫って、「森のささやき」は何とか譜読みが出来てバッハもやっと指が動くようになったが、苦手なエチュードがどうにもうまくいかない。「舟歌」も仕上げだと思うと、あれこれ考えすぎて崩れてしまい自分の練習に関しては、苦渋の今日この頃、風邪で練習のペースが落ちないように頑張らなければ・・・。

最近の練習メニュー
 ハノン・クラマー・ビューロー39番・チェルニー30番(毎日1曲)
 バッハ 平均律第1集11番  
 チャイコフスキー 舟歌 ・ リスト 森のささやき



       次へ