私はどうも弾いているときに手に力が入り、手首が下になり、ひじ−手首−手の甲が逆への字になってしまいます。ちょっと言葉では説明しにくいので分かりにくいと思います。これを見て先生は、ひじ−手首−手の甲は一直線になってひじから直接指先に力が入る感じ、といってらっしゃるのですがどうやって直していいのかわかりませんし、先生は「脱力法」といって肩の力を抜けば自然と一直線になる、といっていらっしゃるのですが、どうも肩の力が抜けません。先生は「脱力法」ができるようになればどんな曲でも弾けると言ってらっしゃいます。
もし練習法をご存じでしたらどうか教えていただきたいです。
あと、私は無謀にも将来ピアノ教師になれたらいいなーと考えているのですが、音大に行かず、教師になるにはどのようにしたらなれるのですか?
後藤田さんの使用機器 ピアノ :Roland Piano 3000s
まず、「脱力」に関してのご質問ですが、後藤田さんの先生が言われる通り、脱力が出来ないと繊細な音色も出せませんし、早い音符の粒も揃わなくなってしまいますし・・・。
練習法は・・・ともかくテクニック(ハノンやチェルニー)を、弾くこと、よく自分の手や指の形を観察しながら、どうやったら楽に弾けるかを工夫しながら、だと思いますよ。私も、日々、努力しています。
また、きれいな指の形を作って、鍵盤を5本の指で押し下げたまま、1本づつゆっくり動かす練習をすると、いい筋肉が付いて効果的です。
ピアノ教師になれたら・・・とのことですが、どんな先生になるかで、方法はいろいろだと思います。私の場合は、カワイのグレード試験を受けて音楽教室に入ったわけですが、腕に自信があれば、音楽教室に入らずとも個人で教室を開けばいいので。
ただし、生徒が集まるかどうかは???ですよね?
講師資格のグレードを受けるレベルは、カワイの場合で、短大ピアノ科に入れる程度(ソナタがきちんと弾ける程度)のようです。もちろん、演奏だけでなく、楽典、聴音、ソルフェージュ、伴奏付けなどの試験もあります。
ポピュラーピアノ、ジャズピアノを教える先生ということだと、大きな楽器店や専門学校で講師養成コースがあると思います。