グインさんのご質問

 ちょっと鍵盤の練習をしてて、疑問に思うことがあったので
よかったら教えてください。
ちょっと聞くのも恥ずかしいんですが、

「スラー」と「タイ」の区別がつかないのです。
 今までの認識だと、違う高さの音にまたがって伸びる線だと
「スラー」で「なめらかに」、
同じ高さの音にまたがって線が付いてると「タイ」で「一音にする」
と思ってたのですが今、練習している下記の楽譜の赤で印をつけたところでは、
同じ音にもかかわらず、指換えが行われているのです。

 これは「スラー」なのでしょうか「タイ」なのでしょうか。


             グインさんの使用楽器 【コルグ】01/W proX


ふーさんより

 
グインさんの「スラー」と「タイ」の認識は、間違っていませんよ。その通りです。

 
では、問題の楽譜を拝見すると、これは、「タイ」に見えますね。
 1の指に換え指をするのは、次の指使いが4指になっているので、
ミを4指のままでは弾けないので、1指に換えるということではないかしら・・・。
 換え指の記号は、普通これとは少し違う書き方をするのですが、
この場合は、指を換えるタイミングはここですよ、という意味かなぁ???

 「スラー」なら、先の音をぎりぎりまでのばして、すばやく指を入れ換えながら、
あとの音もちゃんと出さなければなりませんが、
「タイ」なら、4指で押さえたまま1指に入れ換えるということになります。
 はじめの音から、問題の箇所まで上にスラーがついてますから、
スラーなら、そのまま1指のミまで線を引っ張る方が自然ですよね。
やっぱり、「タイ」でしょう。
1指に換えるときに音を出さないように気をつけて、入れ換えてくださいね。