今回の相談は、練習時間と力の入れ方(?)についてです。
先週、仕事を退職したのでピアノを弾く時間が思いっきりとれると喜んで今日2時間弾きました。今月20日に発表会があるので暗譜も一生懸命です。曲はバッハの前奏曲です。(今年は簡単なのにしましたが、暗譜しにくいです)
しかし、問題はツェルニー30番の中の15番です。がんばって、がんばってなんとか13小節をクリアしようと練習しました。すると・・・普段1時間しか練習しないのにいきなり2倍にしたせいか左手の人差し指の関節が痛みます。(第1関節、第2関節両方)私は手が人より小さいせいかシからファのシャープまでが実にしんどいです。
無理しないように練習しようと思っていますが、痛くなったのは練習時間のせいでしょうか?(実は3時間するつもりだった)
それとも練習時間は関係なく、関節が痛むのはやはりいらないところに力が入ってるからでしょうか?
問題のツェルニー30番ですが、15番の13小節目は左手のアルペジオですね。
文面から判断すると、かなりご熱心に長時間練習されたことと、無理な動きをされたために指に痛みが出たのだと思われます。無理な動きや無駄な力が入っていることに関しては、実際に弾いていらっしゃるところを拝見しないと確実なことは言えませんが、小さめの手でアルペジオを綺麗に弾こうとして、指を開くときに力が入ってしまうことはありがちです。
私もオクターブがやっとの小さい手なので、アルペジオも得意ではありません。ゆっくり指を持っていく練習から、力を抜くことを心がけながら手首を連れて行く感じでスピードを上げ、どんな風に指や手首を運ぶと楽に弾けるかを見つけるようにしています。実際は指が離れてしまっても、なめらかに繋がって聞こえる弾き方というのも、手首を柔らかくすると可能です。
Mさんの先生にも練習方法を詳しくお尋ねになって、発表会も近いことですので、指や手首を痛めないように気をつけられて、ピアノを楽しまれて下さいね☆