ななこなでしこさんからの質問

 私は5歳から10歳までの5年間ピアノを習っていたのですが
最近またピアノに興味を持ち始めて弾き出すようになりました。
ところが。楽譜が全然読めなくなっていて音符の上にカタカナで
「ド・ファ・ラ」などとカナをふらなければ弾けないような状態なんです。
こんな状態でピアノを習いにいったらなんか気恥ずかしいし、
なによりいまはピアノを習える時間がないのです。(受験の為。)
やっぱり時間をかけてでもカナをふらないで弾けるようにした方が
いいのでしょうか...。


イグぴょんより

カタカナをふったのでは、楽譜を読む練習になりません。
はじめは面倒でも、わかっている音符から線間を数えてぱっと見て読める音符を
増やしていってくださいね。
音符を読むのは、文字を読むよりも慣れれば簡単だし、鍵盤の場所も一目瞭然、
弾くときの反応も早くなるはずです。
五線ノートに「ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・」と順番に何度も音符を書いていく
のも、いい練習になります。五線に適当に音符を並べて、読む練習もいいですね。

他には、楽器店などで買えるドリルなどを使うという手もあります。
ドリルでは、音符の高さだけでなく長さや記号等についても勉強できるので、
独学で弾いてらっしゃる方には、特にお薦めしたいです。
私の教室では、学研から出ている音楽ドリルを使用していますが、説明が簡潔で
わかりやすいし、問題数も適度にあるのでお薦めです。

音符に慣れてくると、音符の並び具合の形を見れば、ひとつひとつの音符を読ま
なくても、勘でかなり正確に弾けるようになります。
小さい子供のほとんどは、この方法で楽譜を読んでスラスラとバイエルを弾いて
いますから。(^_^;)