教則本が一冊仕上がったので、先生から「少し長いのを弾いてみましょう」といわれ(やった!)グノーの「アヴェ・マリア」を練習しています。ハ長調だし、左手もそれほどむずかしくない、と思いながら練習を始めたのですが…
ペダルでつかえています。踏み替えのタイミングがうまく出来ないのです。先生は「ペダル記号のある音を聞いてからすばやく離して踏む」と教えてくださいましたが、これがなかなかうまく出来ないのです。
とてもキレイな曲なのでなんとかきれいに響かせたいのですが、どうしたら良いでしょう???
「アヴェ・マリア」では、音を繋ぐためのペダルが必要だと思いますが踏み替えが早いと音が切れてしまうし、遅いと濁ってしまいますよね。だいたい1小節ごとに和音が変わっているので、小節の始めの音を弾くと同時にすばやく静かに踏み替える、この時、足はペダルにつけたまま優しく、でも、すばやく踏み替えて下さいね。
(始めの音で離して2番目の音で踏むくらいの気持ちでもいいかも。)
もしくは、小節の最後の音を弾き終わったらペダルを離し、また始めの音で踏み直す・・・これなら、濁ることはありませんよね。こうする場合、小節間の音が切れ気味にならないように弾き方を工夫した方がいいでしょう。(最後の音をちょっと長めに弾く・・・ただし強くはならないように気をつけて・・・)
たぶんあなたの先生は、1番目の方法をおっしゃっているのだと思いますが・・・。
ペダルを踏み替えるときに、完全に音が切れた方がいい場合、絶対に濁ってはいけない場合は、きちんとペダルを上まであげますが、「アヴェ・マリア」のような曲では、少々音が残ってもいいわ、くらいの気持ちで、踏み替えた方がうまくいくかもしれません。また、この曲はかなり軽いタッチで弾かないとペダルの効果が、逆効果になってしまうので、気をつけて下さいね☆