1月14日(水)雨

 よく雨が降る・・・確か、お正月2、3日に晴れた後は、ずっと雨か晴れてもすぐ曇るというシトシトな空模様が続いている。
 朝、先生からのお電話で、16日のレッスンが延期になったので、ちょっと安心して、コンクールの申し込みを事務所に持って行きがてら、ちょっと街をブラブラしてみたが、雨だと傘が一荷物、腕はだるくなるし、帰りは雨が激しくなって濡れてしまい、また、風邪を悪化させるのでは・・と心配。

 生徒達のお稽古はじめは、昨日でちょうど一巡した。予想通り、里帰りで長く弾けなかった子が多く、グレードの子達は補講することに、コンクール出場は年長のHちゃん、小1のKちゃんのふたり。最近、アルバイトが忙しくてお稽古を休みがちになり、発表会も出ないと言っていた大学生Aちゃん、学校のことなどで精神的に余裕がないと言う小6のMちゃんは、残念ながらお稽古を辞めることになった。Aちゃんの方は、グレードに無事受かった以降、そういう雰囲気があったので、仕方ないなぁ、とすぐに納得できたが、Mちゃんは突然だったので驚いた。これからも、彼女たちが何かの形でピアノを楽しんでくれると良いな、と心から祈っている。音大志望のKちゃんは、受験は諦めないということなのだが、練習の方は相変わらず・・・ふぅ〜、これからがますます大変になりそう。苦手な聴音を何とか出来るようにレッスン時間を延ばして対処することにした。
 この1週間は、いろいろあって、自分の練習も落ち着いて出来ないほど、バタバタだったので、レッスンが26日に延びて助かった。発表会のプログラムの草案もできたし、金・土は、通常のレッスンに加えてグレードの子達の補講をして・・・その後は、それぞれの生徒の発表会の曲の仕上げに腐心しなければ・・・。

 昨日、お稽古に来た小1のNちゃん、一生懸命バイエルを弾くのだけれど、練習不足と勘違いで、○はあげられない状態。「また、お家で1週間練習して直しておいでね。」と言うと、「もう、1回弾く。」としつこく挑戦・・・。でも、間違える。「ほら、やっぱりすぐには直らないから・・・」「でも・・・○もらって帰らないと、お母さんに怒られるぅ。」なるほど、休み中に練習をさぼってばかりのNちゃんにお母さまがプレッシャーをかけたらしい。発表会の曲も見なければならないので、「後で、先生が電話しておいてあげるから、これはやっぱり、もう1度やっておいでね。」と言うと、Nちゃんは安心して、発表会の曲を弾きはじめたが・・・ううっ、なるほど、お母さまがプレッシャーをかけたくなるの、わかるなぁという状態。しょうがなく片手づつの譜読みに付き合いながら、「ほらぁ、音が違うよ、ああっ、指番号見てない!こらこら、シャープを忘れちゃダメだって!!」とだんだん声が大きくなっていくふー先生、お母さんのプレッシャーより怖かったりして。(^^;;
 Nちゃんのお母さまと電話で話すと、○がもらえないのはわかっていたけど、あまりにさぼるので、○がなかったら土・日はどこにも遊びに連れていかない、とプレッシャーをかけ、そうしたら昨日は、学校から帰ると遊びに行かずに一生懸命練習したらしいので、○がなくても許すつもりでした、と笑いながらおっしゃった。電話の向こうで、帰り着いたらしいNちゃんが「今日から、毎日頑張るから・・・」と言っている声が聞こえてきた。

最近の練習メニュー
 ハノン、バッハ 平均律第1集13番
 ベートーベンソナタ1番、ショパンエチュード「黒鍵」
 アンサンブルの「ワルツィング・キャット」と「夢のあとに」など。



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