9月28日(日)晴れ

 ここ数日、曇ったり雨だったりだったが、今日はいい天気だった。なのに、ついつい寝坊してしまい、せっかくのお休みが半日しかなかった感じ・・・。
 今日こそは、時間をかけて「黒鍵」を頑張るつもりだったが、イグのひなたぼっこに付き合ったり、買い物に出かけたりするうちに時間は過ぎて、結局、夕方1時間ほどしか弾けなかった。・・・きっと、生徒たちもこんな風に日々が過ぎて、レッスン日になってしまい、「おけいこが足りないじゃないの!」と言われてしまうんだろうな、とふっと生徒の心境になってしまう。

 先日のグレード試験の結果は、3人のうち合格はたった1人・・・あぁ、11月には、はじめて受験する子が3人ほどいるし、上級を受ける子もいるし、今回不合格の子は受け直すことになるだろうから、11月のグレード受験者が増えることになるので、来月は忙しくなりそうだ。3月に発表会があるので、どうしても11月、1月はグレード受験者が集中してしまうことになる。覚悟を決めて、頑張らねば!!

 話は変わるが、メールをきっかけにして、養護学校の先生と出会い、4、5年前からうちへレッスンに通っているダウン症の生徒のことなどを相談させていただき、助かっている。中2のYちゃん、小5のHくんは、音符を読むのは苦手だけれど、音楽を楽しむのは大好き・・・偶然、ご近所だったのでレッスンに通われるようになったのだが、このふたりと出会って考えさせられ、勉強になったことがたくさんある。
 Yちゃんは、お家でもたくさん練習してくる。ただ、テキストに載っている音符の音域が広がり、複雑になってくるにつれて、レッスン中にため息が多く出るようになってきた。もっと楽しめる方向のレッスン方法を模索しているところに養護学校の先生との出会いがあり、心強く思っている。
 Hくんの方は、お家では全く練習しないらしいのだが、メロディーを覚えてしまうと、体全体でのって楽しく弾いている。クラシックの練習曲よりは、ポップスをエレクトーンで弾く方が得意である。来春の発表会には、「ルージュの伝言」を弾く予定で張り切っている。Hくんに負けないように、「忙しい!忙しい!」とぼやいていないで、私もしっかり頑張らなくては・・・。

最近の練習メニュー
 ハノン、クラマー・ビューロー35番
 バッハ 平均律第1集6番、ベートーベンソナタ1番、ショパンエチュード「黒鍵」