9月6日(土)雨

 子供たちの夏休みも終わって1週間だが、今週は、まだ休みの余波で小さい生徒たちの練習量も少な目だし、大きい生徒たちは、体育祭や修学旅行で落ち着かない様子。グレード試験が迫っている生徒たちまで呑気にしているので、来週は補講が大変になりそう。
 レッスンでは、ぼちぼち発表会の曲決めも進めている。早い子は、ぱっと1曲目で決めるが、あれこれ4、5曲弾いて見せても、「う〜ん。」と悩む子もいる。みんなかっこいい曲は弾きたいけれど、難しいのは嫌らしい・・・。人の曲ばかり気にする子もいたり・・・。出来れば、今月中に決め終わって楽譜を準備して、時間のかかりそうな子は、11月のグレード試験が終わったあたりからでもレッスンを始めたい。

 話は変わるが、岡山の作陽大(ピアノ科)に在学中の元生徒が遊びに来てくれた。思いきりピアノや音楽を勉強できる環境で学友と切磋琢磨して、悩みながらも努力している彼女の話を聞いていて、羨ましくなってしまった。約2年ぶりにあった彼女は、少しだけ大人っぽくなり、「今は、ピアノが恋人です。」と言っていた。初めて会った時は、まだ幼稚園児だった彼女の成長ぶりは、私にとっても本当にうれしい。
 また、8月には、今はフルートをやっている大学生の元生徒も遊びに来てくれた。彼女はフルートの発表会に招待してくれ、その時に、来春の発表会で「フルートとのアンサンブルもしたいね。」と話していたのだが、時間がある程度自由になるうちに色々やりたいという彼女もその気になってくれたようで、これから月に1、2回でもアンサンブルの練習をしよう、ということになっている。
 こうして、今は私のレッスンを受けているわけではないけれど、手紙をくれたり、遊びに来てくれたりする生徒が居るというのは、本当にうれしいものだ。そしてピアノに限らず、いろんな音楽を楽しんでいる話を聞くのもうれしい。私も刺激を受けて、「頑張らなくちゃ!」という気になる。

最近の練習メニュー
 17日の久々のレッスンに備えて、ハノン、クラマー・ビューロー35番
 バッハ 平均律第1集6番、モーツァルトソナタK.309等
 (毎日2時間は弾きたいのだけど、なかなか・・・)