7月6日(土)曇り時々晴れたり雨降ったり・・・

 現在、ふーさんのピアノ教室には、高校生が7人もいる。大半の子達は、全くの趣味で弾いているようだが、Yちゃんは教育学部の小学校音楽課程に、Kちゃんは、先日、S音大の説明会に行って刺激を受けたらしく、出来れば音大に進学を希望している様子・・・。本人達はすっかりその気だけれど、音大受験には、費用のことや声楽、楽典のレッスンなどの問題もあるので、それぞれのお母さま達とも話してみた。
 音大に行きたいというわりには、2人とも練習が足りないなぁ、とは思っていたが、お母さま方と話してみるとお家でものんびりしているとのこと。本人も甘い考えのようなので、とてもじゃないけど音大は無理だろうし、積極的にやろうとも思っていないので、音大の先生のレッスンに変わるつもりもないとのお答えだった。地元の短大の音楽科か、保育科にでも行ければ・・・と、お母さま方は思っておられる御様子。

 私が高校2年の頃、音大の先生のレッスンに初めて伺った時、「今の調子ではとても無理なので諦めた方がいい。それでもやる気があるなら、厳しいレッスンになることを覚悟の上で、いらっしゃい。」と言われた。それから受験の日まで、泣きながらレッスンに通ったことを思い出す。
 音大進学については、決心は早ければ早いほど十分に準備できるので、中学進学時、高校進学時に生徒達に確かめることにしているが、YちゃんもKちゃんも2年生になってから言い出したので、私としては、かなり焦っているのだけれど、本人達はいたって呑気だ。ソルフェージュのレッスンや楽典なども、もしものことを考えて一応はやってきたけれど、受験となると今のままでは、全然足りていないし・・・。

 お母さま方のお考えを一応伺ったので、私の出来る範囲のレッスンをするしかない状況なのだけど、本人達の練習不足、認識不足に溜息をつきたくなる今日この頃である。・・・私も高校生の頃は、考えが甘かった(なので国立には失敗したのだ)けど。好きで続けてきたピアノを大学でも続けたいというYちゃんとKちゃんの気持ちはうれしいし、応援してあげたいのはやまやまだけど・・・ハァ〜。

最近の練習メニュー
 ハノン、クラマー・ビューロー、バッハ、ショパン、モーツァルト等