5月28日(水)曇り時々晴れ

 S先生の引っ越しが決まられたので、今日はS先生の最後のレッスンになった。昨年の6月からのお付き合いだったので、ちょうど1年になるところでのお別れになった。最後のレッスンにショパンの「告別」・・・印象に残りそうだ。

 クラマービューローの練習曲は、2曲とも和音の練習で、ゆっくりきちんと揃える練習やレガートに奏する部分によく注意して・・・ともかくエチュードは自分に厳しくなって丁寧に地道にさらうこと、というのがS先生から学んだことだ。

 S先生には、初めてのレッスンの時にバッハのフランス組曲を褒められて、少し自信をなくしかけていた私は、また弾き続ける気力がわいてきたのだったけど・・・今日の平均律5番も、慌てて弾く癖も出て無くてとてもいい感じにまとまっていると言われ、ホッとした。特にフーガは、ペダルの効果を使うと曲が大きくなったように感じて、気分良く弾けた。

 ショパンのワルツは、子犬のワルツが意外に難しくて苦労したけれど、装飾音など迷っていた部分の悩みもすっきり解決して、タイムルバートの事も少しわかってきて勉強になった。

 S先生、またこれからも頑張って勉強を続けていきます。どうか、遠い空から見守っていてください。S先生に出会えたことは、私にとって大きくプラスになりました。実り多き1年をありがとうございました。

今日までの練習メニュー
 ハノン、クラマービューロー60練習曲の33番と34番
 バッハ 平均律クラヴィーア曲集の5番
 ショパン ワルツop-64-2と子犬のワルツと告別