1997年4月22日(火)曇り時々小雨

 今までは、お母さんと一緒におけいこに来ていた年長さんのMちゃん、小1のNちゃん姉妹が、お姉ちゃんが1年生になったのをきっかけに、ふたりで来るようになった。お母さんと一緒だったときには、甘えん坊だったNちゃんだが、ふたりで来るようになってからは、よく妹のMちゃんの面倒も見て、ふたり分の楽譜の入った重いおけいこバッグを持って、しっかりしたところを見せてくれている。
 Mちゃんも、以前は、新しい曲の説明をする時、本人は上の空で、お母さんが熱心に聞いておられたものだけど、お母さんがついていないとなると、頼りになるのは本人だけ・・・初めのうちは頼りなかったけれど、そろそろ自分がわからないとどうしようもないという自覚が出てきて、一生懸命私の話を聞いてくれるようになったみたい。まだ、音符読みは苦手なMちゃんだけど、指の形はしっかりしてきたし、本を見ながら弾けるようにもなったし、Nちゃんに負けないように頑張ろうね。

 他にも、小学校入学をきっかけに、子供だけでおけいこに来るようになった子達が数人いる。おけいこはじめの1〜2年、特に幼稚園児は、理論的な理解がなかなか出来ないし、お家で間違った練習をしたのでは意味がないので、なるべくお母さんも一緒にレッスンを受けていただく方が、進み方が早いようだ。でも、いつまでもお母さんが一緒だと、本人がしっかり理解しようとしなくなる傾向もあるので、小学校入学あたりで、子供だけでレッスンに通うのも、いいことみたいだ。
 ・・・が、小学校低学年のうちは、たまにはお母さんにもレッスンを覗いて欲しいとも思ったりする。


最近の練習メニュー
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 バッハ 平均律クラヴィーア曲集の2番
 ショパン ワルツop-64-2