4月15日(土) 雨のち曇り

 またしても酷い手荒れになってしまった。昨年は、レッスン日記によると5月半ばに酷くなったようだが・・・春って接触皮膚炎には要注意の季節なのかも。先週あたりから、手のひらに湿疹が出来て痒みが酷かったのだが、指先までは荒れてなかったのですっかり油断して、薬が切れてもすぐに病院へ行かなかったのがまずかったらしい。昨日の朝には、両手とも指先までグローブのように腫れあがって、慌てて行きつけの皮膚科に行き、飲み薬と塗り薬を貰ってきた。薬の効き目が出て痒みも腫れもひいてきたが、まだ、痒さのあまりかきむしってしまった傷は痛むし、両手とも真っ赤に湿疹が出ている状態で不気味〜。飲み薬で眠気が酷いし・・・。>_<
 荒れが酷くなってきた今週に入ってから、まともにピアノが弾けなくて困っている。生徒のレッスンで弾く程度は何とかなるが、自分の練習は手のひらの傷が弾くと開いて痛むので、ここのところ、忘れない程度に軽く弾くしかできない。弾けなくなると弾きたい気持ちが強くなって・・・何とももどかしい気分。
 先日5日の自分のレッスンでは、エチュードは、苦労した甲斐があって誉められ、バッハは今度のは久しぶりに暗譜しましょうということになった。バラード第三番は何とか仕上がり、次は一番をやることになって張り切って譜読みをはじめたのになぁ。曲が新しくなると新鮮な気持ちでピアノに向かえるのに、こういうときに限って弾けない状態になるとは・・・。(:_;) 明日の日曜は、読書で思いきり気晴らししたい!!

 9日には、いつも一緒に発表会をしている友人達の発表会を手伝いに行って来た。自分の発表会が昨年暮れに終わっているので、気楽に手伝えるだろうと思っていたが、生徒達の顔は見覚えのある子ばかりだし、講師演奏の時などは一緒になって緊張したり、会場が広かったのでロビーと楽屋を行ったり来たりと走り回って、心身共にくたびれ果てた。おまけに自分の発表会だと、その翌週のレッスンはお休みだが、お手伝いだと関係なく仕事はあるわけで、手荒れと疲労を引きずって今週は長く感じた一週間だった。
 次の発表会をどうするか、また、来月中にはしっかり考えないといけない。この春は、お引っ越しで多数の生徒が出ていったために、私の教室単独での開催は厳しくなるかも・・・。友人と一緒に開催すると、好きな季節、好きな会場で出来なくなるのが悩みの種だが。今月に入って、ふたりの新入生徒が来るようになったが、夏や秋にもお引っ越しがある地域なので、あと4、5人は増えないと苦しいかなぁ。

 ・・・というわけで、イグぴょんのお教室は、暇〜とまではいかないけれど、時間に追われることなくレッスンできる状態で、明るいうちにレッスンが終わったり、空き時間のある日もあって、仕事のペースはのんびり気味。新学期になって、時間割が変わり、曜日や時間の変更にも柔軟に対応できるのは有り難い。春休み中は、何かと落ち着かなかった子供達も、今週は入学式も終わって新生活にも慣れはじめ、ピアノの練習のペースも元に戻ってきたようだ。グレード試験の今年の課題曲も出たので、受験準備を始めた生徒もいるし、早く新しい本に進みたくて頑張ってくる生徒もいる。中学生達は、日が長くなったのに伴って、部活動の時間が延びてピアノの時間が取れずに苦しんでいるようだが、工夫しながら頑張ってくれてるし。
 今月から通いはじめた年長さんのAちゃんと小2のKちゃんは、ふたりともハキハキした子で、これまでの練習のことや自分がわかっていることわからないことをはっきりと答えてくれるし、出した宿題はきちんとやってくるし、すぐに私に打ち解けてくれてレッスンしやすい。お互いが慣れるまでに数ヶ月かかることもあるのだが、AちゃんとKちゃんは、まるで以前から通っている生徒のように溶け込んでいる。(^o^)
 社会人になったKちゃんも、続けられるかどうか心配しながら、何とか今のところは頑張っている。仕事から帰るのが遅くなる日も多くて、自分での練習は全く出来なくなりそうだけど、弾けるようになりたい!という気持ちは強いらしく、通える限りは続けたいのだそうだ。私の方も、自分の時間がゆったりあるので、少々時間に遅れても来れるなら待ってるからね!と励ましている。

最近の練習メニュー  
 ハノン
 クラマー・ビューロー46番  
 バッハ 平均律第1巻 第10番
 ショパン バラード第1番、第3番(3番も好きな曲なので、しばらく弾き続ける予定)