2月27日(日) 晴れ
2月も残りわずかだが、春はまだ遠くお天気はよくても風が冷たい日が続いている。イグアナ達はすっかり春になるのを待ちわびながら、冷たい風の中でのひなたぼっこをした日曜日だった。私も、明るい気分で春を迎えたいところだが、この季節は転勤やお引っ越しで生徒との別れが多いとき・・・すでに4人の生徒が転勤・お引っ越しが決まり、他にも3人ほど転勤するかもしれない生徒がいる。来月後半には次々に別れがやってきて、楽しく明るい気分の春に淋しい気分にもなりそうだ。
引っ越していっても、可愛い生徒の絵付きのはがきをもらったり、最近は、引っ越していった生徒でINetをやっているおうちの方から、E-メールを頂くこともある。レッスンは出来なくなっても、こういう繋がりがあるってうれしいものだ。
大学生のNちゃんが、今月半ばからイギリスに約一ヶ月の予定でホームステイに行っている。渡英前の数回のレッスンでは、英会話で話そう!と頑張ったが、お互いに簡単な日常会話の英語が出てこなくて、爆笑の連続だった。今頃は、Nちゃんは英語で話すのに慣れてきた頃かなぁ・・・来月半ばにレッスンに来ることになっているので、Nちゃんにお土産話をたくさん聞くのが楽しみである。
骨折でずっと右手しか使えなかったKちゃんもようやく左手使用可のお許しが出て、張り切って練習している。骨折の前は、ピアノの練習が面倒だったり、左手は和音が多くて音符を読むのがイヤだなぁ〜って思ってたらしいが、左手が使えない日々が続くうちに早くちゃんとピアノを弾きたい!!という気持ちが強くなったそうである。コンクール辞退は残念だったけど、練習できる幸せをかみしめられるという点では、いい経験になったのかも。左手が使えない間は、しっかり聴音の練習が出来て、楽譜を書く要領もわかってきたし・・・。
年長さんのKくん、ある日のレッスンで「僕はいつまで先生のうちにお稽古に来ないと行けないの? 死ぬまで来るの?」という質問。一瞬、エッ?(?_?)エッ?っとなった私だったが・・・最近、おうちでの練習をある程度は本人に任せます、というお母さんの話を聞いていたので、ははぁ、さては自分で音符を読むのが大変で練習がイヤになってきたな、と推測。「そうだねぇ、先生が居なくても自分でスラスラと音符が読めて、好きな曲をどんどん弾けるようになったら、もうお稽古に来なくてもいいかもね。」と答えると、「ふぅん、じゃ、一年生になっても来ないといけないね・・・。」とちょっぴり不服そうなKくんだった。
小2のAちゃんは、発表会後、一時は気が抜けて練習不足が続いていたが、ある日、ファービーの話になって、先生も持っているから、おうちでしっかり練習が出来てきてパパッと○がもらってドリルの時間が長く取れたら、その間にファービー同士を話させてみようか? という罠にしっかりはまってからは、順調にお稽古が進んでいる。練習すれば気持ちよく弾けて、お母様にも先生にも誉められて、さらに練習意欲が沸く・・・といういい循環が長く続くといいなぁ。ファービー同士の会話も先日実現して、Aちゃんも次の時間のYちゃんも、そしてもちろん私もしっかり楽しんだ。
今月の私のレッスンは22日だったが、エチュードもバッハもうまくいき、バラードもかなり形が出来てきたので、苦手な部分の精度をもっと上げて仕上げに持っていきましょう!という感じの(^o^)なレッスンだった。エチュードは、持続音のあるメロディーをなめらかに歌わせるというもので、とても面白かったし、バッハは長く弾いているうちにやっと曲の流れがつかめたな、バラードはやっと弾くのが楽しくなってきたという感じ。次の宿題では、バッハが変わった曲で楽しめそうだ。レッスン後の日曜日ということで、今日は練習をしなかったけれど(^_^;) 明日から楽しみながら頑張ろう!!
22日以降のメニュー
ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
クラマー・ビューロー45番
バッハ 平均律第1巻 第10番
ショパン バラード第3番 その他色々