1996年12月4日(水)曇り後雨

 昨夜、S先生から電話があり、そろそろレッスンを再開できそうだとのことだった。ここ2ヶ月、自分のレッスンがお休みだったので、練習はしていても先へ進めずに、張り合いをなくして、最近では少し練習が疎かになりつつあったので、レッスンが再開されると、忙しくはなるけれども、有り難いことだ。・・・が、みていただく曲をもう少しきちんと練習しておきたいので、レッスンの日取りは、また後日連絡をすることにさせて頂いた。

 そういうわけで、今日は久しぶりに気を入れて練習した。ここのところ、発表会のブラームスの連弾とシューベルトのアンサンブルの練習は、だんだん気合いが入ってきていたのだが、バッハとベートーベンは、弾かない日も多くなってきていたので、今日は、バッハのパルティータとベートーベンの悲愴ソナタを中心に、2時間半ほど弾いた。やっぱりレッスンを受ける当てのある練習は、苦しくもあるけれど、楽しいものだ。この装飾音は、これで良いかな?この和音は、やっぱりフォルテで弾いた方が、インパクトあるかな?ここの指使いを、今度先生に聞いてみよう、などと、考えながら、弾いていると1時間2時間はすぐに過ぎてしまう。・・・たぶん、もうしばらくすると煮詰まってきて、今度は弾けなくて苦しむのは、わかっているけれど、今日は充実した練習が出来て、いい気分だ。

 よく生徒に、ふー先生にも先生がいるの?と、不思議そうに聞かれるけれど、まだまだ、ふー先生は修行中の身なのである。

今日の練習メニュー
 ハノン、バッハ パルティータ第1番
 ベートーベン ソナタ「悲愴」第1楽章