5月26日(水) 曇りのち雨
今日は、本来なら自分のレッスンに出かける日だったのだが、体調を崩してしまったのと、前回の日記に書いたように接触皮膚炎による手荒れで練習不足だったので、残念ながらお休みすることになった。先週あたりからは、手荒れも良くなって今日のレッスンのために、出来る限り頑張ろうと練習はしていたのだが、気持ちばかり焦って「ワルトシュタイン」が弾きこなせず悩んでいた。その上、気候不順のためか数日前から頭痛や倦怠感が酷く、こういう時には、無理してもいいことはないな、と先生にお電話したところ、「来月、元気になってゆっくりさらってからいらっしゃい。焦ることはないからね。」と優しく励まされた。こうなると次回のレッスンにはプレッシャーがかかってしまうけど(^^;;、まぁ、マイ・ペースでボチボチやろうと思う。
自分の練習が思うようにいかないときには、生徒の気持ちがいつもよりよくわかる気がして、運動会前や定期試験などで練習不足の子がいても、叱ると言うよりも励ますことが多い。いつもこうだといいんだけど・・・自分が頑張っているときは、つい張り切って励ますよりも叱ってしまうし・・・。(^^;; 仕事の時には、気分じゃなくて冷静にやってはいるつもりだけど、やっぱり先生も人間・・・この度、ちょっと不調で気弱になって、元気がありすぎるときの自分を反省してみたりもする。
子供達は、ここのところ、お休みの生徒もなく練習する子しない子は、相変わらず決まっているけど、平和なレッスンが続いている。子供達は発表会の気抜けからも脱したようで、グレード試験の準備や新しいテキスト、課題に、それぞれ頑張っている。
先日、レッスン見学に小5のSちゃんが来たが、お引っ越し前の先生が厳しかったとかで、小5にしては、テキストが進んでいる。6月からレッスンに来ることになったので、楽しみである。昨秋からこの春にかけては、新入会の生徒さんが一気に増えるのではなく、ボチボチという感じなので、慣れるまでの気遣いが一気に来ないので、とてもいい感じだ。
昨日、小2のMちゃん、小3のNちゃん姉妹のレッスンの時のこと。動物好きのNちゃんは、以前からイグアナを見たいと言い、Mちゃんは怖いから嫌だと言っていたが、前の時間の小2のAちゃんも、ドリルのやり直しで教室に残っていて、「見たい!見たい!」というので、機嫌の良さそうなチクワを抱っこして、レッスン室に連れて行ってみた。NちゃんとAちゃんは、「うわぁ〜、大きいけど・・・意外とかわいいね。」と興味津々で、チクワを観察していたが、Mちゃんはピアノの向こうに隠れて、涙目になっていた。(@_@) これで、ちゃんと楽譜を見て気をつけて弾かないと、イグアナ連れて来るぞ〜の効き目は、Mちゃんに対しては効果的なことがわかった。(^^;; でも、「怖いよぉ〜。」と言って涙目になりつつも、半分笑っていたMちゃんなので、怖いの半分、珍しいの半分・・・結構、面白がっていたのかもしれないけど。
中2のRちゃんは、発表会の後、自分の弾きたい曲を弾こうということになって、スピードの曲をやっているけど、リズムが難しくて苦戦中。少しずつしか進まないけど、本人は楽しそうなので、忙しい中学生にはピアノまで苦しむより楽しむレッスンもいいのかな、と思っている。
今月は、3回レッスンの月で、今日から1週間お休みなので、普通の感じに戻ってきた生徒達が、また、気抜けするかも・・・私もか(^^;;・・・たぶん、運動会も小学校は、今日終わったはずだし、中学校も来週には試験、運動会とも落ち着くだろうから、それぞれの子供達の目標に合わせて、頑張ってもらいたい。私も、お休み中は、宮崎の両親との小旅行を計画しているし、体調を復活させて気分転換して、少しずつ元気なペースを取り戻したいと思っている。
最近の練習メニュー
ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
クラマー・ビューロー41番
バッハ パルティータ第3番ファンタジアとアルマンド
ベートーベン ソナタ第21番「ワルトシュタイン」第1楽章