1996年11月3日(日)快晴
新しい日記の第1ページ・・・緊張するなぁ。(これって公開日記だし・・・)
でも、この日記を文化の日に始めるのって、何となくいいな。
今日は、日曜日で生徒のレッスンはお休みなので、少し自分のことを振り返ってみようと思う。
ずいぶん回り道もしたけれど、今も私がピアノを続けていられるのは、支えてくれたたくさんの人たちがいたからだ。
音大に進学したいという私の希望に、音大の先生のレッスンに通わせてくれ、いざ進学校を選ぶ時に、・・・そのころ私はすっかりピアノが嫌になっていて・・・やっぱり英文科に行く、という私のわがままを許し、就職する時には、地元に帰って学校の先生になるだろうという期待を裏切って、福岡で音楽教室に就職を決めたことも許してくれた両親。
気まぐれな練習状態を黙って見守ってくれた小学校時代の先生、音大進学を考えて厳しく鍛えて下さった中学、高校時代の先生方、またピアノを弾くことに希望を見いださせてくれた大学時代の先生、そして、とうとう私がピアノの先生になってからは、音大出身でないコンプレックスを跳ね返せるように、丁寧に気長に指導して下さっているM先生。
いつも、「ほらほら、ちゃんとおうちで練習してこなきゃね。」って、口うるさく言ってるけれど、あなた達が居るからふー先生もがんばれるんだよ。・・・みんな元気でちょっと生意気だったり悩まされたりするけれど、かわいい生徒達。
両親、諸先生方、友達、生徒達、そして、にゃあさん・・・なかなか、面と向かって言う機会がないので、この場をかりて「ありがとう」。
そんなことを考えながら、今日は2時間くらい練習できた。春から特別レッスンを受けているS先生のご都合で、次のレッスン日が決まらないので、この頃気合いが入らなくって・・・でも、18日には、ゆかりさんと連弾のレッスンをK先生に受けることになっているし、頑張らなくては・・・
今日の練習メニュー
ハノン・クラーマー 日常の練習曲(先日受けたY教授の講座の影響。)
バッハ パルティータ第1番のプレリュード、アルマンド、クーラント
ベートーベン ソナタ第8番「悲愴」第1楽章
ブラームス ハンガリー舞曲第2番
ううーん、2時間じゃ全然練習になってないな・・・反省。