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レッスン日記

2004年3月


感謝と反省と・・・。

03月22日 (月) [ 雨 ]


 朝からの曇りが午後には雨になり肌寒い日になった昨日、一昨年と同じ会場での第22回小さな音楽会、今回はソロ中心のプログラム、出演者数講師含めて70名で賑やかにどうにか無事に終了した。数日前からY先生と各部の時間を計算し、休憩やビデオテープの入れ替えをどうするか、単純にそれぞれの生徒さんの演奏時間を合計すると、13時〜16:30の3時間半には入りきらないっ!という事態になってて、休憩も満足に取れないかもしれないと頭を悩ませていたが、最悪の場合は会場に延長料金を支払おう、ということで、とりあえず進行をスムーズに子ども達が滞りなく弾いてくれるだろうという演奏力を信じて当日を迎えることになったが・・・。
 曇り空の朝、10時ちょっと過ぎに会場入り、調律が始まってるのは当然として、毎年写真をお願いしているカメラマンUさんがすでにカメラを設置されてて驚いたが、11時開始と勘違いされて早く来られてたそうで・・・手持ち無沙汰になさっててお気の毒だった。11時頃まではゆっくり受付の準備をして着替えをして〜だったが、11時過ぎるとエレクトーンやお花、記念品が次々に到着、司会も担当されるH先生や受付の方達との打ち合わせ、2組のアンサンブルだけはリハをしましょう、ということで生徒達の練習、Y先生と私の連弾、H先生のエレクトーン講師演奏もさっと練習して・・・ピアノはカワイEXを使用したのだけど、どうも私にはいまいち合わないタッチで妙に力が入ってしまい16分音符が怖いよ〜だったが・・・Y先生はエレクトーンの生徒さんも早めに呼ばれてて、その子達の確認、練習でアッという間に12時過ぎ、今回は時間があまりないということでうちのエレクトーン生徒は所有楽器とレンタル楽器の機種も同じだし何も言ってなかったのだけど、やはり不安だったようで早めに来たMちゃん、Yちゃんもどうにか一度ずつ試し弾きさせてあげられた。その頃には早めに到着した生徒達もチラホラ会場に入っていて、たまにしか顔を合わせられない親御さん達とお話もしたいところだが、本番の進行を考えてグッと堪え、控え室に戻ったのは12:20頃、Y先生、H先生はすでに昼食を済まされ身支度中、私も今食べとかないと時間がない!のはわかっていたけど、高揚感からか食欲が湧かず、無理矢理サンドイッチを一口、お菓子なら入りそう(^^ゞとチョコを口に放り込み、喉だけは乾いてたので缶コーヒーをゴクゴク・・・で、12:40には会場に戻り受付を確認すると第1部の生徒はすでに揃っている、あとあとを考えて、10分早めて12:50に本番開始となった。
 第1部、うちの現代曲演奏の低学年の子達、とても上手に弾いてくれて感激!クラシック演奏の子達は長めの曲もあったし、少し学年も上になるので気持ちの面も心配したが、彼女たちもいい演奏が出来てホッとして、エレクトーンのMちゃん、Yちゃんもリハでベースの加減がおうちと違うし緊張してる〜と出待ちでは硬い表情だったが、いざステージに上がるとちゃんと弾きこなしてくれ・・・Y先生、H先生の生徒さん達もそれぞれ上手に弾かれて問題なく進行していき・・・最後にY先生と私のバッハ:ブランデンブルグ協奏曲第6番第3楽章の連弾、朝調子悪かった私はともかく慌てないで弾こうと気を付け・・・ここの会場の椅子はとても重たいのだが、生徒達の身長やペダル使用に合わせて椅子を入れ替えしたので腕がわなわな〜状態になってしまい、力を入れたくても入れられない!のが幸いして(苦笑)・・・前半はちょっぴり怖々だったけど、中盤からは楽しんで弾けた感じだった。第1部は予定より少し早めに進行できたので、ここで5分の休憩・・・。
 第2部、5分はアッという間で、開始予定時刻にはまだ会場内にもざわめきが・・・アナウンスで落ち着いてきたところで2分遅れの開始、アニメ・ポピュラーは馴染みの曲もあり和やかな感じ、うちの生徒達はここでも普段より上手に弾いてくれてよかった〜、次の現代曲は中・高学年の子達、力はあるのだけど焦ると怖いな〜と心配したが、それぞれ上手くまとめてくれてホッとした。続くクラシックと久石譲のコーナーはY先生の生徒さん、聴き応えのある演奏が続いたが、クラシックの名曲は続くと小さい子にはしんどかったようで、会場内を走り回る姿がありアナウンスで注意をしたり・・・クラシック演奏の半ば過ぎでビデオテープの時間も気になる感じでハラハラしたが、全体の時間はH先生が申告されてた時間の半分ほどで済んだため予定時間より早く済みホッとする、ここで10分の休憩・・・。
 第2部の中頃から、頭痛信号・・・雨が降ってるのかな〜と思ったら、案の定降り出してたようで・・・休憩中にいつも持ち歩いてるお薬を飲み、ついでにトイレ!に行ったら、長蛇の列・・・この会場、控え室の方にトイレがないのが難なのだけど・・・トイレは諦め、受付で種々の確認、第3部の生徒さんが揃ってない!と慌てて走り回ったが、受付を通ってないだけで会場にはいらっしゃってやれやれ〜と胸をなで下ろす。音大を卒業後、すでにピアノ教師になっている元生徒Nちゃん、Kちゃん姉妹、事前にプログラムを送ってたのだけど、やはり3月に発表会をすると聞いていたので、来てもらえないだろうな〜と思っていたが、前日の20日に終えたとのことで、彼女たちのプログラムとワインを持って来てくれていた。プログラムを見るとしっかり頑張ってる様子が見て取れ、とてもうれしかった。
 第3部開始は15:20、予定通りの時間で進行すれば、当初の終了予定16:30でいけそう!だったのだが・・・Y先生の小さな生徒さんのディズニー演奏に和み、現代曲ではうちの生徒もいて、それぞれ慌てずいい演奏、リチャード・クレーダーマンは趣味の違うY先生ならではという感じの演奏を聴かせてもらい、続くクラシックにはうちの生徒もいて、聴き応えのある演奏が続いたが、このあたりで時間超過が気になり始める・・・10分以上かかる大曲の場面で16:30を過ぎてしまい、ビデオ撮影側からテープ入れ替え時間を取って欲しいとのサイン、最後のアンサンブル前で調整し、アンサンブルは楽しく賑やかに、最後のY先生の講師演奏も素敵だったが、長時間にわたって会場内の疲れも見て取れ、写真撮影もあるし・・・と講師挨拶は私の担当だったけど、ほんの二言三言の早口挨拶(^^ゞ、全員の集合写真、個人の演奏写真でうまく撮れなかった生徒さん達の撮り直し、解散後、ご挨拶下さる親御さん達と言葉を交わしたりしたが、今年はお話できた親御さんはほんの少数、昨日で最後になる子達ともあまりゆっくり話せなかったし、私がバタバタしてるのを見て、気をきかしてサッと帰られたとこも多かったのだろうけど、時間も長引いたし、きちんとお礼を言えなかったのが少々気になる・・・きっとお疲れだっただろうなぁ。
 片付けたり、着替えたりして、控え室を出るとすでに時刻は17:30過ぎ・・・会場への支払いにY先生と出向いて、超過料金を取ってもらうようお話したのだが、少しくらいかまいませんよ〜と当初の料金しか取られず、助かったけど悪かったなあぁ〜。次回はもっと時間の面に気を配って、曲決めから考えないといけないね、とY先生と反省。
 今回の発表会、全体を通してそれぞれの生徒さんの演奏はよいものが多かったけど、やはり67番ものプログラムになると聴く方もしんどいし、構成や選曲をもっと考えないといけないな、というのが一番の感想。うちの生徒達に限って言うと、どの子もよく力を出し切っていい演奏をしてくれたし、多少のミスをして本人は不満足かもしれないけど、そこまでに頑張ってきた過程、ステージで緊張して思わぬ所で出るミスの修復もスムーズだったし、私としてはみんなに大きな花丸をつけてあげたい。出番が最初の方で、ほぼずっと一番前の席で最後まで大人しく鑑賞していたKちゃん、Yちゃん、Hちゃん、Aちゃん、えらいな〜、いい子だなぁ〜って、先生はずっと見てたよ!私からは確認できない位置に座っていた他のみんなも長時間、聴く方もきちんとやれたことだろう。次回はもっとやり方を工夫するからね☆
 というわけで、今日から2週間お教室は春休み・・・発表会には不参加になってしまった新高校生Mちゃんがブラス部の定演でピアノを弾くかもしれないというので、臨時レッスンが入るかもしれないが・・・明日からは恒例の里帰り、戻ってきたら、また子ども達と一緒に一歩ずつ頑張っていきたい。

 今回も生徒達本人の頑張りに感激!ご家庭のフォロー、事前や当日のお心遣いにも感謝してます。また、友人知人、Netのみなさまの励ましも心強かったです。みなさま、ありがとうございました。

やっと春〜♪

03月15日 (月) [ 晴れ ]


 今月はじめはホントに3月なの?っていうほど寒く、雪が降る日もあったりしてまいったが、ここ数日、春っぽく暖かくなってきている。花粉や黄砂も飛んでるようで埃っぽいのが難だけど、春は一歩一歩近づいてるんだなぁ〜と、ほんわか気分になりそう。
 先月末のコンクール後、日々のレッスンに多少の補講、細々とした発表会の準備、打ち合わせ、先週土曜日にはリハーサルも終え、ドタバタとひたすら走り回ってる感じで、自分の時間があっても疲労のあまりゾンビ状態、そうこうするうちにいよいよ本番まで残り5日となった。
 練習の波に乗るのが遅めでハラハラしてた数人の生徒達、補講の効果もあり、リハまでにほぼ仕上がってきてホッとしたが、まだ今週のレッスンでの追い込みが必要な部分も多く気は抜けない。リハでは、早めに仕上がって安心してた子達が意外にも崩れ気味になったり、暗譜があやしくなったり・・・あちらがよければこちらが〜(@_@)、ちょうど本番にいい感じに持っていくのは、例年思うことだけど、ホントに難しい。全体を見渡してみて、少しずつ確実に練習できる子は力のつき具合も仕上がりの具合もいい状態になるようだ。過信しないよう、けど、自信喪失しないよう本番前の最後のレッスンでうまくフォローしてあげたい。
 講師演奏連弾のレッスン、先週水曜にK先生に見ていただき、細かいところは色々あるが全体にはまとまってきてるとお褒めの言葉を頂き、Y先生と都合を合わせて練習してきた甲斐があった。それにしてもバッハの連弾、細かい音符が揃えば気持ちがいいけれど、お互いの間合いが合わずに苦労もたくさん、イヤになるほどのメトロノーム練習や録音検証、また今週も2度ほど会わせる予定だけど、本番でも息のあった連弾になるよう、残り時間の練習も子ども達に負けないよう頑張らなくちゃ!

 この春は発表会を最後に3人がお引っ越し、2人がいったん休学することになった。お引っ越しの場合は淋しいながらも仕方ないことだけど、休学のふたりは発表会曲はよく頑張って仕上がってきたし、普段のレッスンでもレッスン中は一生懸命やってたし・・・確かにおうちでの練習不足を考えるとやむを得ないかなぁ、とも思うのだけど・・・レッスン復活のエネルギーを考えると休止するのが惜しい気もする。レッスンでもリハでも明るい表情のふたり、意外に復帰は早いかもしれないし、お話があったときは少々ショックもあったが、各ご家庭の方針もあるので、私なりにどうにか気持ちのけりは付け、いつか本人がピアノ弾きたい!という強い気持ちで復帰してくれるのを楽しみに待ちたい。発表会がいい想い出になるように、残りのレッスン力一杯やるぞ!
 5人抜けることで春の時間調整はかなり余裕があり、入会希望の年長さんや学年が上がって時間割が変わったり、他のおけいこ事との兼ね合いで曜日時間変更希望の子達はほぼ希望通りに移動できそう。淋しい別れもあれば、きっと心弾む出会いもあることを信じてがんばろう。

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