23日、早起きには慣れていたはず・・・なのに、肝心な朝に限って目覚まし止めてしばし夢うつつ・・・ハッと気が付いて予定より20分遅れの起床(^^ゞ、それでも余裕を持ってかけた目覚ましだったので、慌てふためくほどではなく朝食を支度して、お天気具合を気にして、生徒達や先生方のメール確認もあり、チラッとNetも覗いて・・・荷物を車に運び乗り込むとギュッと緊張してきた。 会場入りは9時予定だったが、最寄りの駐車場が満車、最短距離で行ける歩道橋が工事中で使用できず、大荷物を持っての大移動、十数分遅刻して会場にはいると、すでに調律がはじまってて、エレクトーンも運び込まれ、Y先生もH先生も控え室に来られていた。受付や案内ポスター、楽屋への案内順路を貼り付けたり、会場周りを準備した後、さっそく衣装に着替える。今回はちょっとがんばって淡い色のふわっとしたドレス、いつも地味だからつまらないというKちゃんの意見があって、たまには子ども達のために!と年齢的には気恥ずかしいものもあったけど、綺麗な物を着るのは晴れやかでうれしい気分もあるし、気も引き締まる。 音源を設置したり、楽器位置を確認するうちにアンサンブルの生徒さんが音出しに来られ、会場のPAさんとモニタの音量調整をやって、講師演奏の音出しをやって・・・合間に、お花や記念品が到着、受付のお手伝いの方も来られたり、うちのエレクトーンの生徒達も音出しに来て・・・バタバタと時間が過ぎていく。ちょっとした隙間の時間に弾いてみたバッハ、やはりホールのピアノは気持ちがいいな〜とうっとりする場面もあったり・・・開場11:30が来て、昼食のために楽屋へ入ったが、全く食欲がなくて珈琲を飲んで軽くお菓子をつまむ・・・最後まで迷って、プログラムにも載せなかったバッハの演奏、冒頭での演奏なのでそれなりに緊張していたようだ。 いよいよ開演、ゴールドベルク変奏曲よりアリア、低めに譜面立てを設置しての演奏、きちんと弾けているはずのお気に入りの曲、本来ならゆったりめに弾きたいところだけど、開演の曲でもあり、年齢の低い子ども達も多いことを考慮して、少しアップテンポでの演奏・・・出待ちではそうドキドキもしなかったのだけど、弾きはじめてみるとやっぱり舞台って緊張するぅ〜、で、練習よりも何だかそそくさと早めに弾いちゃった気もしたが、1分半ほどの曲で落ち着く間もなく終わってしまった。本番後、生徒からの感想は「曲が短くてビックリした」・・・う〜む。・・・昨夏、体調が大きく崩れていた頃に思うようにピアノが弾けず、気持ちまで萎えそうになっていた時、ゴールドベルク変奏曲を弾くことで救われた部分もあった私にとっては、思い入れのある曲だけど、スッと聞くと地味な曲だし、ま、そういう感想しかなくても仕方ないかも。たまたま、この日の夜TV映画で「ハンニバル」が放送されたが、レクター博士も弾いていたゴールドベルク変奏曲のアリアだった。(苦笑) 子ども達の演奏は、予想はしていたけど、やはり本番の方が練習よりもいい感じ♪の子が圧倒的多数、H先生の生徒さんも予定時間よりかなり早いペースでプログラムが進み、音源使用の生徒も無難に演奏が出来、部活や受験で大変だった中学生達も堂々としたエレクトーン演奏を披露してくれた。第一部の最後、H先生のエレクトーンソロの講師演奏も素敵で無事に第一部が終了!第二部は、すべてがうちの生徒達の出演で大忙し、心配していた箇所はスッと過ぎて、いつもミスしないところで(゜ロ)ギョェという場面があったり、繰り返しが多くなって無限ループに入りそう?って焦った直後は、私が次の出番生徒確認を怠って、違う子が舞台に出ちゃうというハプニングもあったが、どちらの子達も演奏は立派にこなしてくれてホッとした。年齢が高い生徒、緊張して力が出せないのでは?という心配もあったが、序盤では焦っている様子が見えても、曲が進むに連れそれぞれに自分らしく演奏してくれて、私としては満足できる発表会になった。2、3人の生徒は、練習通りの力が出せず、本人が納得いかない顔をしているようだったけど、今回の経験を糧にして、今後さらに伸びてくれることを期待しているし、お休み明けのレッスンでもフォローしてあげたい。 最後の講師演奏、「くるみ割り人形 メドレー」では、Y先生がピアノ、私はエレクトーンを弾き、高揚感はあってもあがってるわけではなかったのだけど・・・いつもはやらないミスをしちゃったり(^^ゞ、やっぱり舞台は魔物かも。Y先生のステージで、再度演奏する機会があるので、次はがんばるぞ!と心に誓う。 予定時間より少し早め、約2時間半ですべてを終了し、ロビーで子ども達やご家族のみなさんにご挨拶したり、写真を撮ったり、そうそうKちゃんがふわふわのドレス、「かわいい」とボソッと言ってくれたのがうれしかったな〜・・・見送りが済んで、楽屋に戻り、おにぎり一個でもおなかに入れましょう、とH先生やお手伝いのみなさんとしばし歓談・・・Y先生のステージ開演時間を待った。この時までは、どうにか心身共に保っている感じの私で、お薬も飲まずに済みそうかな〜だったのだけど・・・。 Y先生のステージ開演後、まだ来られていない生徒さん確認などで走り回る場面が多く、第二部がはじまった頃、身体がふわふわして妙な感じ、熱が出てるのかもしれないし、動けなくなったら困るので慌ててお薬を飲んだ。聴き応えのある上級の生徒さんの演奏を楽屋で聴かせていただきながら、お手伝いしてるうちに、どうやら薬も効いてきて復活!第三部は、アンサンブルや連弾が多数、椅子のセッティングなどに出たり入ったり、部活の試合で間に合うかどうか心配していた生徒さんも無事に間に合って、Y先生のステージもいいものになった・・・そして最後の講師演奏、Y先生が弾きにくくならないように、さっきのミスの所ばかりを気にしていたら、別の所で(゜ロ)ギョェっとなったり、まぁ、完璧にとはいかないものだなぁ〜と苦笑しつつ、それでも二回目の方がましだったかも。(^^ゞ 写真撮影後、舞台のお花を配ったり、お掃除したり、片付けて着替えて時計を見ると19時半を過ぎて・・・長いような短いような第21回小さな音楽会がすべて無事に終了したのである。
当日夜は、家に帰り着いて、ホッとした気持ちもあるけど、身体の方が疲れすぎて言うこと聞かない感じで、食事もそこそこにお布団に倒れ込み・・・昨日は、子ども達やお母様方からのメールにお返事したり、お礼のメールを出したり、の他は、全身筋肉痛と夕方からは酷い頭痛で、必要最低限にしか動けず・・・うむぅ、歳を実感。筋肉痛が今日ますます酷くなったら怖いな〜だったけど、どうやら今日の方が軽くなってて救われた。(笑) 明日からは、1週間、里帰り&旅行に出かけ、しばしピアノやお教室のことから離れてリフレッシュしてこようと思う。自宅での休日は、どうしても気になってピアノを触らずにはいられないのだけど、出かけてしまうとピアノがないのでどうしようもない、きっと帰って早くピアノを弾きたい♪という気持ちになるだろう。子ども達も今日からはみんなが春休み、お里帰りや旅行、普段出来ない遊びもたっぷり楽しんで、新学期に元気な顔を見せて欲しいな。 発表会へ向けて、子ども達本人の頑張りはもちろん、ご家族のご協力やお心遣い、そして友人知人やNetのみなさまの励まし、心強くうれしかったです。みなさま、ありがとうございました。
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