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レッスン日記

2003年1月


また雨・・・

01月26日 (日) [ 雨 ]


 今日も雨、今週は休日が今日だけという状態で、さすがに身も心も悲鳴を上げそうになってたので、一日ボーッとすることにした日曜日の雨は、何となく心地よい雨音だったり。通常、水曜と土曜はお休みなのだけど、中3の生徒、塾の休みが水曜か土曜しかないということで、コンクールの補講や社会人のレッスンも入れてしまう感じが続いている。今週は中3の生徒、コンクール補講、社会人、グレード受験のために水曜も土曜もレッスンを入れてしまい、人数的には少なくても濃いレッスンが多かったので、気力体力ギリギリという感じになってしまった。
 週後半の通常レッスンも、発表会の曲練習がそれぞれに進んできて、充実した感じになってきた。まだ、最後まで譜読みが終わらない子達もいるけれど、片手の譜読みは自力でできるようになってるはずなので、今月最後の来週のレッスンで再度気合いを入れて、来月は素敵な曲になるためのレッスンが増えるようにしたい。
 年長Hちゃん、ヘ音記号を読むのが苦手で苦労していたが、少しずつ前に進んできているし、これから手の形もよくなってくるといいな。年長Aちゃん、曲の前半の方が難しいので、以前は少々イヤイヤながらの発表会曲だったが、後半が楽なので笑顔が増えてきた。小3Kくん、Rちゃん、曲の最後までもう一息、がんばれがんばれ!
 今日がグレード試験の小2Aちゃん、課題曲のバイエルも選択曲の「チェロとヴァイオリンのワルツ」もサラーッと弾けるようになるのは早かったのだが、メロディーをなめらかに、伴奏とのバランスを取って、しっかり強弱をつけるのがうまくいかずに苦労していた。レッスンでも散々細かく注意され、お家でも真面目に練習して、考えすぎて縮こまった演奏になってしまうので、最終的に曲に乗って楽しく弾いて!とアドバイスした。お母様からメールが入り、試験では楽しく弾けたとのこと、結果を楽しみに待ちたい。
 コンクールの小3Sちゃん、細かい曲作りのために補講することに・・・通常レッスンでは、楽譜通りに弾くのがいっぱいいっぱいで、ペダルの踏みかえやメロディーのニュアンスを汲み取って表情をつける余裕がなかったが、補講で細かくビッシリ指導したら、まだ、Sちゃん特有の慌て癖もあるが、かなり曲らしくなってきた。曲が「ボンボン」なので、是非、見つけて食べさせてもらうようにお母様にもお願いしたが、私に言われたとおりだけではなく、Sちゃんなりにイメージを持って演奏できるようにして欲しい。

 Q&Aに時折ご質問メールをいただくが、今回の相談者は中学生で発表会の曲について・・・細かい内容は、いずれQ&Aに載せる予定・・・だった。色々なご質問に答えることは、私自身の勉強にもなるのだけど、忙しい時だったりすると正直しんどいこともある。それでも、可能な範囲で返答しているが・・・お礼のメールが届くこともあるけど、そのまま音沙汰なしということもある。苦労して返答したものに限って音沙汰なしになることも多いし、お礼を期待して答えてるわけでもないのだけど、今回は、特にきちんとしたお返事が返ってきて・・・その内容も私の言いたいことを正確に把握して前向きなものだったので、しっかりした中学生だな〜と感心して、そういう子がピアノを頑張っていることがうれしくなった。
 水曜日以降は、自分の練習はちょこっとしか出来ず、体調キープがやっとという充実はしててもしんどい日々だったが・・・うれしいメールのおかげで明日からも頑張れそうだ。

ホッとして張り切って〜♪

01月23日 (木) [ 雨 ]


 久しぶりに昨夜から本降りの雨、ザァザァと降り続く・・・昨日、どうにか体調をキープして、自分のレッスンを終えホッとしたのだったが、発表会のプログラム原稿作り、コンクールへ向けての補講、あまりのんびり気分に浸れないな〜という感じ。今朝は、今度の日曜にグレード受験予定の小3Aちゃんのお母様から、試験曲の出来が心配とのメールが入り、土曜日に補講することになった。
 週前半のレッスン、発表会の曲の譜読みもそれぞれに進んできて、全体的な心配度は下がってきたが、リズムを取るのが苦手でいつも同じ箇所から進めず苦労しているKちゃん、ヘ音記号をサッと読めず立ち止まり弾きが続くEちゃん、Kちゃん、途中で数カ所転調している曲に苦戦中のHちゃん、毎回同じ注意ばかり繰り返してるとついつい声が大きくなったり(^^ゞ、少し練習方法を見直しつつ、楽になるように考えてあげなくては・・・。
 コンクールの小2Sちゃんは、昨日の補講で、苦手な部分、早い音をクリアに弾くことや強弱の付け方をかなり細かくやっていると「だって〜、できないよ〜、弾けない〜。」と半分涙目、「できないから練習するんだよ、さ、がんばろう!」と励ましながら、指が細く手が小さいSちゃんに連続和音のfは確かにきついはず、私も和音に泣くことが多いので、できないよ〜の気持ちがよくわかるのだった。弾いてる間は涙目になっても、レッスンが終わると、コロッと明るくなって学校の話をしてくれるSちゃん、あと一ヶ月足らず、精一杯頑張って欲しい。

 自分のレッスン、今回はエチュードとバッハは前からの持ち越し、ショパンだけが新曲。練習時間確保にはいつものように苦労もあったけど、体調をキープするために生活時間を調整したおかげで、直前はまぁまぁ満足のいく練習が出来た。
 発表会オープニングで弾く予定のバッハは、テンポ設定がほぼ決定、あとはあやしい装飾音符が確実になるように。問題のクラマー=ビューロー55番、和音の上(右手小指)メロディーがfになると苦しい、精一杯拡げてやっと届くかどうかの和音が続くので、練習の仕方が悪いと筋を痛めてしまう感じで、先生も見てるのも苦しいわ、とおっしゃっていたが、どうにか合格。バッハ平均律第1巻第15番、プレリュードは暗譜できたが、フーガの暗譜はギブアップ(^^ゞ、けれど、先生の評価はフーガの方がよく弾けてるわね・・・まぁ、そういうものかも(苦笑)・・・これも合格。合格はうれしいけれど、次には新曲が控えてるわけで、新しい物を譜読みするのは好きだけど、時間も必要なので、調整に苦慮するかも。
 そしてショパン、スケルツォ第2番、はじめのうちは和音が苦しいかなと思い和音ばかり意識してそればかり練習したので、案外和音は弾けるようになって、何でもなさそうな他の部分があやしくなったり、という練習状況、先生もいつも和音が苦手な私でそれを気にされてたようで、和音の処理は案外うまくいってるし、1回目にしてはよく弾けてる!しっかり練習したのが分かるわよ、と誉められて\(^O^)/。・・・けど、何でもない四分休符を見落としてる箇所があり笑われてしまった・・・情けないことながら、変だな〜?と思いつつ気がつかない、よくそういうことがある私なのだった。(苦笑)これからさらに曲らしく素敵になるように色つけするのが楽しみでもあり、思ったより早く仕上がりそうね、という先生のお言葉がプレッシャーだったりもするけど、憧れの演奏に近づけるよう頑張りたい。
 これからはグレード、コンクールに発表会準備、講師演奏はエレクトーン担当で合わせ練習も入るだろう・・・次のレッスンは3/10の予定、行事もたくさんあるし体調も考慮して、宿題は加減していいわよ、と先生には優しくおっしゃっていただけてホッとしたが、甘えてズルズル〜とならないように、気分が乗ってるときこそ弾き時!!、子ども達のレッスンにもいい効果があるように、色んな意味で張り切りたい。

一難去ってまた一難〜

01月18日 (土) [ 曇り時々晴れ ]


 週の半ば、急に冷え込んであられやみぞれが降ったこともあったのだけど、昨日今日は晴れ間もあるためにあったかく春?という感じ。目まぐるしい気温変化、半端な気温が苦手な私は、鼻炎や咳き込みが出やすく、そのせいで安眠できずに少々グロッキー気味。来週は、自分のレッスンを控えているので、この週末はしっかり練習する予定なのだけど、今日は予定の2/3程度しか出来なかったし・・・明日はどうなることやら〜。

 今年二週目のレッスンは、月曜が祝日で抜けたが、一週目に比べると落ち着いてきた感じ。のんびりペースの小3Kちゃん、Rちゃん、小4Eちゃん、Kちゃん達は、急に様子が変わったわけではないけど、先週やったことは覚えててくれたようだし、そうやって積み重ねていって、発表会までにどうにか形をつけなくては!お家でのおけいこ、普段よりはしっかりやってね!と言い続けることになりそう。
 コンクール出場の小2Sちゃん、小3Sちゃんは、補講やお家での練習強化の効果が出て、一通りは弾けてきたので、これから細かく色つけしていくレッスンになる。レッスンらしいレッスンという感じで楽しみでもあるけど、細かいことまで要求することになるので、本人達には辛いことも出てくるかな・・・コンクールまで一ヶ月弱、出場を決めたのが締め切りギリギリだったし、仕上げの方も、補講を入れても当日ギリギリになる可能性が大きそう。
 前回、心配していた小1Nちゃん、今週のレッスンでは見違えるような練習ぶり、やれば出来る子のはずだけど・・・と思っていたが、やはりその気になれば、新たな音域の音符も読めるようだ。久しぶりに笑顔がたくさんのレッスンでNちゃんも、楽しかったようでホッとした。ちょっと頑張ったことを大げさに誉めて、次へ繋がってくれるように願っている。
 ちょっと困っているのがエレクトーンの生徒・・・エレクトーンの場合、機種毎に楽譜が発売されていて、曲によってはうちの楽器ではきちんとした音が出ないのもある。その生徒が選んだのがそういう曲、曲決めをした夏の終わり頃、暮れには新しいエレクトーンを買ってもらえそうだという生徒の話で、どうしても弾きたいというその楽譜の曲に決めたのだったが・・・楽器買い替えの話は昨春からあったのでてっきり本決まりだろうと、生徒の話だけで特に親御さんに確認をしなかった私が甘かったのかもしれないが、未だに買い替えてない生徒は、自宅での練習にかなり苦労してるし、うちの楽器で対応するのにも苦労している。読譜をしてその通りに弾くことができても、音色やリズムの感じが違うと、なかなか大変なエレクトーン、その曲は途中でテンポやリズム(拍子)も変わるので、大丈夫かなぁ?とかなり心配。その心配なことはお手紙に書いて生徒に持たせたけど、親御さんからは何も連絡なし、生徒に聞くと買ってもらえるかどうか微妙〜だそうで、発表会に出るのやめたら?とも言われたらしく、エッ?(?_?)エッ?となってしまった。本人は、ここまで苦労して弾いてきたし、発表会に出たいとハッキリ言っているけど、どうなることやら〜やれやれ〜である。(´。`)
 一難去ってまた一難・・・これから発表会の細々とした準備も入ってくるし、中学受験高校受験の生徒達もいて、その結果も気に懸かるところだし、頭の痛い日々はまだまだ続きそう〜。へたり込まないようにしなくちゃ!!自分にセイノッ⊂(^・^)⊃フレー\(~0~)/フレーと応援したい気分。

おけいこはじめ

01月12日 (日) [ 晴れ ]


 今年のお教室は、6日からはじまった。週前半、子ども達はまだ冬休み中で、里帰りで来れない子がひとり、うっかり忘れてお出かけしてしまった子がひとり・・・冬休み中の特例で後日に補講できた・・・週半ばに学校がはじまり、塾の関係でお休みだった中3の子以外は、みんな元気な顔を見せてくれた今年のおけいこはじめ、Xmasにお正月、子ども達にとって楽しみな行事が多い冬休みなので、練習不足になるだろうと予想はしていたが・・・。
 学校がお休みで時間的余裕がある分、いつもより多めに練習できた子も少数いたけれど、大半の子はやはりおけいこ不足。遠方に里帰りされるご家庭だと楽器がないこともあるので、仕方がないのは分かっていたが、発表会が近づいてるのよっ!とハッパをかける意味で、少々大げさに怒ってみせるレッスン続き、喉が痛み声が嗄れ、軽い頭痛・・・という日々だった。
 週前半の子達は、冬休み中で子ども達は元気いっぱい、XMASプレゼントや里帰り、お出かけのお土産話は楽しかったが、いざレッスンをはじめると、昨年出来ていたことを忘れてる子もいて、おぃおぃ〜(´。`)という感じ。コンクール出場の小2Sちゃん、普段は塾や学校行事で時間がない小5Yちゃんと小6Kちゃん、何があってもペースが乱れることの少ない小3Mちゃんは、いつもよりよく弾いてきたな、という感じ・・・他の子達は、初怒られだね〜と言われながら、前回までのことを思い出してもらう感じのレッスンになった。特に小3Kちゃん小4Eちゃん、いつものんびりペースだけど、せめて発表会の曲だけはしっかりがんばってね〜!!少し心配なのが、グレード試験までは順調だった小1Nちゃん、音域が拡がったり場所移動が出てきたりして、どうもお家での練習がはかどらない様子。それに加えて、本人の希望で選んだ発表会の曲、習っていない音符が多数出てきているので、練習しやすいようにノートでたっぷり解説し宿題も出したが、自力で譜読みが面倒らしく全く進まない。これまで勘で弾いても何とかなったのが、そうはいかなくなって苦しいのだろうけど・・・うまく乗り越えてくれるのを願っている。
 週後半の子達は、学校もはじまって気分的には引き締まってる様子だったけど、練習は直前に慌ててちょっとだけという子や発表会の曲だけ頑張ってる要領のいい子が大半だった。特に年長Hちゃん、小2Aちゃん、小3Rちゃんは、発表会の曲だけ、昨年レッスンでしっかりやった部分だけはきちんと弾けるようになって、新しい部分の譜読みが全くと言っていいほど進んでなくて、怒った顔をして見せたものの、内心は微笑ましくて・・・。小3Mちゃんと小4Sちゃんは自力で最後まで譜読みしていたので、ペダルや音色のことなど、細かいレッスンが出来ていい感じ。コンクール出場の小3Sちゃんは、気持ちが焦って、得意なところだけ早く苦手になると遅くなってしまうので、まずはテンポが安定するように練習法を指示した。年長Aちゃんは、なぜかお喋りがしたい様子でピアノに集中させるのに苦労したけど、練習はいつもよりよく出来ていた。もしかしたら、しっかり練習して自信があるから、余裕の気分でお喋りしたかったのかも。
 今月末のグレード試験、次に来月のコンクール、そして3月のグレード試験と発表会・・・年明けから行事続き、密度の濃いレッスンは大変だけど、子ども達を叱咤激励してぐーんと伸びてもらえるいい機会なので、日々、気合いを入れてやっていきたい。

 自分の練習は、3日に弾き初め、お教室がはじまってからは、いつものように時間を作る苦労をしながら、ボチボチと頑張っている。暮れに手に入れたJean-Marc Luisadaさんの「革命のエチュード〜プレイズ・ショパン」というCDが素晴らしく、スケルツォの練習はいい感じに進んでいる。今年初のチャットでピアノの先生と音楽話もたくさん出来て、自分のピアノライフも充実したものになる予感が・・・という気分だけに終わらないように、一歩ずつ前に進んでいきたい。
 今年初のレッスン日記、冬休み中に今年の抱負など書こうと思いながら、まったりのんびり〜になってしまい、実はおけいこ始めの日、Kちゃんに「先生、レッスン日記を読みに行ったのに書いてなかったっ!」などと年頭から突っ込まれてしまったのだけど(苦笑)・・・今年もどうぞよろしくお付き合い下さいませ☆

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