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レッスン日記

2003年4月


ちょっと気になること・・・

04月30日 (水) [ 雨のち晴れ ]


 月曜のレッスンは休日の谷間という感じで、お休みする子が出るかな?と心配したけど、ひとりも休まず来てくれた。
 小1Aちゃん、バイエル両手奏で左右が逆になって苦労したけど頑張って合格! 早めにレッスン室に駆け込んできた小3Hちゃん、どうやらドリルの宿題をやるためだったらしい。 小3Sちゃん、テクニックとバイエルはよかったけど、曲の仕上げで注意散漫になったのが残念! 小2Nちゃん、「いつも何度でも」のヘ音記号音読みに慣れてきていい感じ。 小4Rちゃん、調号に戸惑ってるのが気になるけど、グレード挑戦の前に宿題を片付けようね! 高1Mちゃん、Yちゃんは、譜が読めるまでに時間がかかり、新曲視奏が苦手、少しずつでも進むように毎回鍛えるから覚悟してね!

 昨日、昼間は薄曇りで蒸し暑かったが、夜になって大雨・・・今朝起きてみたら、何だかヒンヤリ、相変わらず安定しない気候だなぁ〜とぼやきつつも、出かける頃には雨は降る気配もなく、やったぁ!という感じで自分のレッスンに出かけてきた。
 発表会後、初のレッスンだったので、発表会のご報告や新学期の様子をあれこれお話した。レッスン見学に来られてる方で、近くの別の教室に通っていて変わろうかな〜という気持ちで来られてる方もあって、こちらも複雑な心境です、というお話しをしていて、逆にうちから別の教室に変わられる方もあるかもしれないという話から、極端にお月謝の安い教室の話になった。つい先日、楽譜を届けてくださる楽器店の方に聞いた、ある大人の生徒さんが、グレード試験に受かったら楽器店の教室を辞め、ご自宅で教室をはじめられた(しかも楽器は電子ピアノらしい)という話をしたら、先生のお知り合いがバイエル終了まで教えた生徒さんがやはり安いお月謝で教えはじめられて、ゾロゾロと生徒を取られたということもあったらしい。Netでも、たまにその手の話を見かけたこともあったけど、私の身近にもそういう教室が増えてきてるのか・・・と愕然とした。
 色んな価値観があって、習う側が納得する内容のレッスンを受けられているならいいけれど、習う側に知識がなければ、しっかりした内容なのかどうかもわかりようがないかもしれないし、内容がどうでも安ければそれでいいのかしら?それより何より教える側の神経が理解に苦しむし・・・とんでもない目にあっても、大人であれば自分の責任で仕方ないところもあるかもしれないけど、子どもの場合は普通、親御さんが教室選びをされるのだろうから・・・そういえば問い合わせされてきた方で、メーカーのお教室ではレッスンの振替がないので、個人の先生ならして下さるかと思って、という方があり、うちだってやみくもに振替は出来ない事情を説明したりもしたが、先生からも来れなかった分のお月謝を返して下さい、という呆れた話もあるのよ、と伺ったり・・・習う側も教える側も、どうなってるのぉ???という感じ。
 うちのお月謝は、相場からしたら、高くもなく安くもなく・・・といったところだろうけど、子ども達に大切なことが伝わるように愛情を持って教えること、柔らかすぎず堅すぎず音楽を楽しむ余裕は忘れずに・・・常に自分も学んで高みを目指すこと、誇りを持ってやっている毎回のレッスン・・・わざわざ書くと気恥ずかしい気もするけど(^^ゞ・・・もしも他教室の影響を受けることがあっても、しゃんと胸を張っていられるレッスンを続けていきたいと思う。
 そして、レッスン内容は・・・クラマー=ビューロー56番、オクターブに指を置きつつのメロディーに苦労させられたが、丁寧に慌てずまとめられてやっと合格、バッハ平均律第1巻20番、プレリュードは一度目で調子よく弾けたが、やっかいなフーガは指を持っていくのに必死でリズムアクセントが狂いがち、譜読みの正確さは誉められたけど、仕上げにはまだまだ時間が必要そう。ショパン「スケルツォ第2番」、暗譜はきちんと出来て曲らしくもなってるけど、どうせならもう少し細かいところまで煮詰めましょう、ということで、色々部分的にアドバイスを受けた。今の精一杯弾きから素敵な余裕ある演奏になるといいと自分でも思っていたけど、暗譜後の再仕上げは結構プレッシャーでもある。先生に諦められないように努力しよう。(^^ゞ

春うらら♪

04月27日 (日) [ 晴れ ]


 お天気がクルクル変わり気温変動も激しくて、何だか風邪ひきそうな〜、上手く眠れなくて頭痛が出そうな〜感じが続いた3週目だったが、今日は朝から気持ちよく晴れ!気温も上がって春うらら♪の日曜日になった。30日に迫った自分のレッスンに向けて、この週末はピアノ弾くぞ〜!の予定、休日は時間があるのに油断して、結局、気分が乗ってくるのは夕方の時間帯、休日くらい夜の家事を早めに済ませたいし、日が暮れてしまうと時計が気になり・・・何だか弾き足りない気分で過ぎてしまった。
 大問題だったショパン・スケルツォ第2番の暗譜は週半ばには出来てきたけど、気になる数カ所がすべて颯爽と弾きこなせる状態にはもう少しって感じかなぁ〜、ノって弾くと段々速くなってしまって(@_@)になるし、指のコントロールが効く範囲で曲の面白さが出せるといいのだけど。バッハ平均律第1巻20番は、プレリュードはともかくフーガの4声と長い構成に悪戦苦闘、昨日あたりから少し光が見えてきた気もするが、こちらも焦ると崩れるし、明日は普段通りに仕事だけど、明後日は祝日でオフ、今度こそピアノ時間を先に確保しなくちゃ!エチュード・クラマー=ビューローは持ち越し宿題なので譜読みの苦労はないが、苦手なところはやはりむむぅ〜だったりするし、いつものことだけど、レッスン日間際になると気合いが入って楽しい部分もあるけど、苦しさも大きくなるのだった。

 子ども達のレッスンは、スケジュールもどうにかほぼ希望通りに落ちついて、グレード試験準備をする子達や好きな名曲に挑戦する子達、のんびり楽しみながら基礎固めをしている子達、苦手なところで苦労もあるけど、それぞれに頑張ってくれている。
 高1MちゃんとYちゃん、エレクトーンのグレードを受けてみようかと言いだして、全く受験経験のないMちゃんは自分で楽器店に出向き、要項を買ってきて、理論なども少しやるから準備しておくよう言っておいた5線ノートもちゃんと準備してきていた。ヤマハのグレードは私も未知の世界、受験経験のあるYちゃんに様子を聞きながら、今までとは違った方向のレッスン内容も考えなくてはならないようだ。意欲を持ってくれるのはいいが・・・高校生になり立てで学校行事や通学にやっと慣れたかな、というふたりでどうも練習不足、グレードを考える前に宿題の曲をきちんと弾いてらっしゃいね!と少々お小言も出たけど、今後が楽しみ☆
 ピアノグレードは、11級を中心に3〜4人が7月に受験できそう。小4Mちゃん、Rちゃんは、自ら受けたい!と意欲的で頼もしい。仕上げが微妙にやりにくい11級だけど、全員が合格になるよう頑張って欲しい。
 小1の子達は、学校も給食が始まって疲れが出るかな〜と心配していたが、ふたりともいつも元気でいい感じ、小2Nちゃんはお母さまの付き添いなしでも大丈夫になってきた。小3の子達は時間割に6時間が増え、学校の宿題も多くなったとかで、ドリルの宿題を家でやってこれないことが多くなってきた。レッスン後残ってやるのが苦にならないうちはいいけど。小4Kくんは、「今日練習してきてないよ!」が口癖のようになっていたが、先週は練習してきたようで新曲とバイエルを誉められ気分よさそう、小6Hちゃんは好きな曲を難しいながら張り切ってるし、この調子が続くといいな〜・・・他の子達もそれぞれ多少環境が変わる新学期、ピアノの練習時間も織り込んで、生活パターンが出来てくれるといいな〜。
 年長Kちゃんは、調子よく宿題をこなし、レッスン中も元気一杯、今のところ2冊のテキストが簡単そうで音符もよく読め、サクサクと進んでいるので、違う曲集も導入しようかな、と考えている。先日レッスン見学に来た小4Mちゃんも入会が決まり、新しい顔ぶれも楽しみだけど、今期は問い合わせや見学があっても、家が遠い方だったり、時間が折り合わなかったりの方もあって残念だった。出会いもあれば別れも・・・中3Sちゃんは部活も厳しく勉強との両立が難しいので今月までで退学、これまで部活が遅く終わっても頑張ってレッスンには休まず通ってきたSちゃん、無事に受験を終え、またピアノを弾く余裕が出来たらいいね!小5Kちゃんは、昨年引っ越して少し家が遠くなっていたが、お母さまの送り迎えが大変なようで近所の先生に変わるとのこと、急だったのと毎週会えなくなるのは淋しいけど、新しいお教室で引き続き頑張って欲しい。

 春だから、新学期だからというか・・・発表会前にドレス姿を少しでも素敵に見せるために(笑)、ダイエットというほど大袈裟なことはしてないが、多少食事に気を遣って、なるべく歩く!を心がけるうちに何となく引き締まったようで、きちんとした服装も苦しくなくなったこともあり・・・この3週間、レッスン前に普段着から、ちょっぴりきちんとした服に着替えてレッスンしていた。敏感な中1Kちゃん、とうとう3週目に「私のレッスン日だけ、きちんとした服着てるの?」と聞いてきた。「Kちゃんリクエストのドレスのおかげで、おしゃれが楽しくなったかも〜。」と答えると、まんざらでもなさそう、「いつまでも素敵な先生の方がいいでしょ?」と問うと、いつもは憎まれ口が多いKちゃんも素直に頷いていた。高2Mちゃんともおしゃれ話が弾み、「先生はピンクハウス系のフリフリ可愛い服ってイメージがあるよ」とも言われた。さぁ、来週は何を着ようかしら〜。(^^ゞ

新学期♪

04月16日 (水) [ 晴れ ]


 たっぷり2週間の春休み、里帰りに雲仙旅行、のんびりお散歩や束の間の専業主婦生活、新学期へ備えての素敵なリフレッシュ休暇になった。お休み後半にはピアノのことも気になって、ボチボチ自分の練習も再開、生徒達も弾いてるかな〜、宿題のこと忘れてないといいなぁ〜、と気になったりしたけど・・・。
 先週月曜からお教室も新学期、風邪とものもらい、進学で学校からの帰宅時間が読めずにレッスンに間に合わなかった3生徒が残念ながら欠席だったけど、他の子達は元気な顔を見せてくれた。
 週前半は春休み明けで練習不足と練習充分な子が両極端だったが、まぁ大体は予想通り(苦笑)、春休みのお出かけの話や学校のクラス替え、新担任の先生の話を聞いたり、発表会のことも忘れずに誉めて、次からのレッスンを頑張ろう!と励ました。週後半になると、入学式で学校がお休みだったり、新入生の生徒もいたり、クラブ活動選びで落ち着かない空気が・・・。3月の時点で、レッスン時間曜日変更の希望は聞いていたが、実際は学校が普通の授業に入らないと帰宅時間がハッキリしない学年の生徒が多いために、時間調整したり、入会希望の方がレッスン見学に来られたりというのもあって、2週目に入った今週もまだ多少落ち着かないお教室。もちろん、レッスンそのものは大きな問題もなく、それぞれの子達に応じて次の目標を決めたり、練習不足気味な子にはハッパをかけたり、苦手な部分を乗り越える練習法を指示したり、しっかりやってはいるけど。
 先週からおけいこをはじめることになった年長Kちゃん、レッスンの日を心待ちにしていたそうで、お姉ちゃんの小3Yちゃんも一緒に来ていたこともあり、緊張感もなく楽しげにピアノを弾きリズム打ちをしていた。すでに鍵盤のドレミの位置は把握しているKちゃん、音符読みに徐々に慣れてたくさんの曲を弾けるようになって欲しい。新入生徒のレッスンは、私自身も新鮮で楽しみ♪
 小3〜4年生の生徒達、発表会で難しめの曲を頑張った成果なのか、宿題の曲を楽にこなせるようになった感じが強く、レッスン内容も濃く充実したことが出来るようになった。弾くことだけに時間を取られず、余裕を持ってソルフェージュが出来て本人達も楽しい様子、この感じが続くといいなぁ〜。
 高学年の生徒達は、発表会前に好きな曲を選んで宿題にしたり、宿題の曲がキリよく終わった時点で好きな曲を選ぶことにしていて、生徒が自ら楽しむことに積極的になって欲しいな、と願っている。そういえば、先日は新高校生達が制服姿でレッスンに来て、なんだかとってもまぶしい感じがした。新学期、気持ちも新たにみんな頑張ってね☆

 春休み後、レッスンスケジュールがいまいち落ち着かないために、練習時間を作るペースが掴めず、ちょっと停滞気味の自分の練習だけど、次回のレッスンでショパン・スケルツォ第2番は暗譜して持っていきたいし、バッハ新曲もしっかり弾き込みたいし、生徒達に負けずに頑張りたいな。・・・と思いつつ、ここ数日、春爛漫のいい陽気、イグアナ達の日向ぼっこに付き合って、ついのんびりしてしまってる私だった。(^^ゞ

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