先週末、のんびりして疲れは取れたものの風邪をひいてしまい、熱は出ないしたいしたことはないのだけど、頭が重かったり鼻喉が痛かったり苦しかったりの今週、レッスン以外の時間は要領の悪い動きも多かった。それでも、水曜日には久しぶりに日本画教室へ出かけたりして、体調万全ではなくても気分は元気!この意気で風邪も早く追い払えるといいのだけど・・・。
子ども達に風邪がうつらないように、帰り際には「お家へ帰ったら、必ずうがいしてね!」の声をかけ続けた今週のレッスン、学校行事の伴奏が弾けるようになって、他の宿題も出来るようになってきた小3Mちゃん達、よく頑張ってる小3Aちゃん、Sちゃん、中学生達、「エリーゼのために」を仕上げてホッとした小5Sちゃん、ペースはのんびりでもそれぞれの問題を解決しつつある大多数の子達・・・そんな中で、小2Sちゃん、練習はしてくるけれど、毎回同じ注意をされ注意をする度に文句を言うので、少しきつめに叱ると涙・・・涙を流しながらも文句を言いつつ、少し注意してうまく弾けて誉められ、泣き笑いになったSちゃんだった。小6Kちゃんは、練習をやって来てないことを威張ったりするので、困りものだけど、私も負けずに悪い部分は容赦なく指摘する。彼女は注意されたときはふてくされてても、たいてい翌週にはきちんと直してくるのだけど、ここしばらくはどうも練習が停滞気味、発表会の曲は気に入って決めたはずなのに、どうでもいい〜という感じ。‘子犬のワルツ’を素敵に仕上げてくれるのを待っている私だけど、少々、焦れてきている。この根比べはかなりしんどいかも。小さい頃から教えている子ども達、付き合いが長くなり、私に対して遠慮がなくなるのはある意味では歓迎すべきことだけど、悪い方に甘えが出てくると悪循環がはじまるので、私の方も気合いを入れ直そう!と思う。 急激な気候の変化で体調が悪くお休みした子もいて、小4Kちゃんは、譜読みに時間が掛かるので早めに発表会の曲に入ろうね!と言いながら、手持ちの宿題が終わらず状態なので、早く元気になってくれるといいけれど・・・小3Rちゃんも、譜読みに時間が掛かるタイプ、用事があってのお休みで元気らしいので、自力で練習を頑張ってくれてるといいけど・・・レッスンは休まず来ているけど、どうも元気の出ない子達、だって忙しいもん!を言い訳に面倒なことを先延ばしにする傾向の子達など・・・大きな問題はなくても、心配は絶えないが、私の着ている透かし編みのセーターを見て、年長さんAちゃんの「どうして穴がほげてるの?」という無邪気な質問に笑ったり、グランドを購入することが決まり、張り切る社会人Tちゃんのメールにうれしくなったりすることもあるし、まさに晴れたり降ったりという感じのレッスンの日々かも、とも思う。 年少さんの頃からのお付き合い小5のAちゃん(このレッスン日記だけでなく、伝言板やある日のお教室にも度々登場)、他のおけいこ事や塾などで忙しく、やっと!という感じでピアノも頑張っていて、一時期はレッスン中につらそうな顔を見せることもあり、心配したこともあった。レッスン内容や宿題の出し方を変えたことで、どうにかこうにか持ち直し、ここ1年くらいは意欲的にレッスンを受け、今回の発表会の曲決めでは、積極的に難しくても素敵な曲を!とすんなり曲が決まったりもしたのだが・・・先月末、ピアノをいったん辞めるという相談を受けた。レッスンでの様子が落ち着いてきていただけに、ここで諦めるのは残念な気持ちで、お母様にお手紙を書いたり、本人にも話をしたけれど・・・いつも元気な笑顔のAちゃん、お友達と遊ぶ日が全くなくて余裕がないのにピアノは家での練習も必要・・・ということがやはり重いらしく、結局、今月いっぱいでレッスンを辞めることになった。ピアノが嫌いというわけでもなく、私との関係も良好で、それでも続けられない事情もよくわかる。辞めてしまうとこれまでの苦労を忘れて、全く弾けないというのは悲しいので、せめて素敵な好きな曲を弾き続けられるように最後のレッスンまで、しっかり付き合ってあげたい。Aちゃんにとって、ピアノの経験が他のことでもたくさん役立つように、また、弾きたいと思うときが来るように祈りたい。
自分の練習の方は、レッスン後の多少の気抜け(^^ゞ、風邪や要領の悪い家事のおかげで、それなりに〜ペースだけど、新しい宿題の譜読みやサン・サーンスの暗譜、発表会講師演奏の曲など、日替わりメニューでやっている。子ども達にハッパをかけるときは自分にも!という気持ちで進んでいきたい。
|