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レッスン日記

2002年1月


本番2ヶ月前

01月26日 (土) [ 雨 ]


 先週までは暖かい日が多かったのだが、今週はじめは雪もちらつく寒さになった。風邪、インフルエンザの流行を心配しながら、今年最初の合わせレッスンをしたが、やはり数名の欠席が・・・幸い他の曜日には回復して来れる程度だったので、合わせるのに支障は出なかったけれど、今後、子ども達の体調も心配な時期だ。そういう私も、レッスン室のエアコンで喉が荒れるため、ちょっと油断すると微熱を出すので、気を付けなければ。いつもは雨だと憂鬱なばかりだけど、今日の雨で、乾燥がやわらぐのは風邪には助かるかな〜。
 発表会本番まで2ヶ月になって、合わせレッスンの方は、6割が順調、3割がまぁまぁもう一息だな、残り1割はちょっと心配〜。曲を決めて、それぞれの練習に取りかかってからは、かなり長くなるので、弾けている子には楽しい合わせレッスンのようだけど、苦手な部分が克服できない子は、お友達と合わせるのは楽しいけど出来ない部分で焦ってる様子。焦って練習に結びつけばいいけど、変に自信をなくしてはいけないので、フォローしながらの励ましも何かと気を遣う。
 小2Kちゃん、Yちゃん、Mちゃんグループは、Kちゃんが後半合わせると弾けなくて、Yちゃんはリズムがずれてしまって苦戦中だけど、ふたりとも出来なくても、次は頑張る!と意欲を見せてくれて元気一杯なので、心配ないだろうという感じ。小1Sちゃんと小2Sちゃんは、ふたりでそれぞれずれたり間違ったりして、エヘヘ〜という感じで、ひとりで弾いてるときは最後まで弾けてるので、合わせているうちに何とかなるかな〜。小1Aちゃんと小2Rちゃんは、Aちゃんの方がリードする感じで、Rちゃんも努力はしているけどエンジンがかかるのが遅かった分、まだ仕上がってないので、合わせになるとなお焦ってしまうらしく、先日も涙がこぼれてしまった。この次は涙なしで合わせられるといいけど・・・。
 一番気に懸かってるのが、小4Aちゃん、小6Rちゃん、中2Mちゃんグループ。曲もチャイコフスキー「ピアノコンチェルト第一番」ということで、難しいのもあるけれど、まだ、それぞれのパートが最後までスラスラ〜とは行ってない状態。合わせるときに、他の音を聞く余裕がないと素敵なアンサンブルにはならないので、もっと頑張ってもらいたいけれど・・・いい意味で呑気な3人なので、たぶん間際になると力を出してくれるだろうとは思いながらも、早く完成した状態になって欲しいな〜、とつい厳しいことばかりを言いたくなる自分を抑えながらのレッスンだった。
 小5Kちゃんとお母さまの合わせも、お母さまの入院のため、この一ヶ月は出来ない状態だったが、先日、無事に退院されたらしいし、昨年の時点で完成に近かったので、大丈夫だろうとは思いつつ・・・お母さまがレッスンに復帰できる日を待っている。
 企画を決めた時点ではすべて合わせ物ということで、かなり不安だっが、2ヶ月前になり全体的に見渡すと、予想以上にみんな頑張ってくれていい感じ。風邪、インフルエンザに邪魔される事態が少々心配だけれど、本番へ向けていい雰囲気を保っていきたい。ふと・・・講師演奏が一番心配だったりして〜、などとも思っている。(^_^;)

 曲の仕上げでカセットテープに録音(生徒達も私も)というのを、ずっと続けてきたけれど、昨年頃から、どうもレコーダーの調子が悪く、自分の練習を録音するのも億劫で・・・という状態。発表会合わせが心配なグループは、お手本に合わせての練習ということも考えて、思い切ってMDを購入することにした。MDならば音質もいいはずだし・・・生徒の演奏をNetで流すのもいいなぁ〜と思って、数人に尋ねてみたら、最初はみんな「え〜、イヤだぁ〜、恥ずかしい〜、緊張するぅ。」と口々に言ってたけど、録音がうまくいったらでいいんだよ〜、と説得を試みると、「そうねぇ、うまく弾けたらいいかなぁ〜。」と態度が軟化してきた子もいたので、期待している。(^.^)
 ・・・っと、もちろん自分の練習も、さらに頑張らなくては!と気合いを入れ直すイグぴょん先生でした。(^_^;)
 
最近の練習メニュー
クラーマー・ビューロー53番
バッハ平均律第1巻 第12番
サン・サーンス「アレグロアパッショナート Op.70」
グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」 など

おけいこはじめは・・・

01月13日 (日) [ 晴れ時々曇り ]


 今日は雨の予報だったのだが、幸い、雨が落ちることもなく日射しもあって、これで連続3日も暖かくてイグ達も日向ぼっこが出来て喜んでいる。
 7日月曜からレッスン再開となったお教室、子ども達とは全員会うことが出来てよかった。チョコエッグの中身は、えっと何だったっけ?と忘れてる子も中にはいたけど、それぞれに可愛い生き物が出てきたようで、冬休み中のレッスン不足でため息が出がちなレッスンに、和やかな話題になって、まぁまぁ作戦成功という感じだった。年末に入院することになったHさん、お嬢さんのKちゃんの報告によると、無事に手術も終わって電話で話も出来たとのこと、仕事が多忙でたまにしかレッスンに来れないNちゃんからもメール連絡が入ったし、受験生Mちゃんも顔を見せてくれて、みんなの消息に関しては安心できたおけいこはじめだったが・・・。
 週前半の子ども達は、まだ冬休み気分に浸ってる雰囲気で、元気はあるけれど、練習状態はおぃおぃ〜!って子もいて、発表会の曲だけは早めに取り戻して欲しいとハッパをかけておいた。地道に練習するタイプの子達は、お休み中に最後まで発表会の曲を通せるようになった子もいて、あとは合わせがうまくいけば!という感じ。週後半の子ども達は、学校が始まって、生活リズムがお休みの時と変わったのに疲れ気味って感じの子もいて、そういう子のレッスンは、こっちも気を遣ってかなり消耗してしまった。
 特に印象に残ったのは、小2Kくん、昨年のうちに2/3は完璧に近い状態になっていた発表会の曲、残り1/3をゆっくりでも弾けるようにというのが冬休みの宿題だったが、レッスン室に入ってくるなり「先生、ボクね、ちゃんと止まらないで最後まで弾けるよ!早く弾きたいな!」と大張り切り。先に妹Aちゃんのレッスンをしている間も、ヘッドフォンを付けて楽しそうに弾いている様子だった。Kくんの時間になって、聴かせてもらうと・・・おぉ!素晴らしい、よく弾けている!・・・最初は自力で全部練習したんだよ、と威張っていたけど、帰り際になって、ホントははじめのうちだけお母さんに手伝ってもらったと白状したKくん。(笑)発表会の曲だけでなく、バイエルもかっこよく弾けて、大満足のおけいこはじめだった。
 
 長期休暇の後は、私の調子もいまいち・・・張り切りすぎで空回りしたり、調子の悪い生徒の様子を把握しきれず、お互いに疲労感の強いレッスンもいくつかあったな、と反省。発表会までの日数が減ってきている焦りもあるけど、まだ時間はある!と落ち着いて、次回からのレッスンに臨みたい。
 自分の練習に関しては、お休み中は以前に弾いた曲を楽しむ余裕もあったのだが、レッスン再開後は、なかなか本調子に戻れず、時間配分がうまくいかないことも多かった。休み中や休み明けに体調を崩すことが多い私だが、今回は、薬用酒の効果か幸い体調はいいので、徐々に流れに乗っていきたいものだ。

最近の練習メニュー
クラーマー・ビューロー53番
バッハ平均律第1巻 第12番
サン・サーンス「アレグロアパッショナート Op.70」
グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」 など

謹賀新年☆

01月03日 (木) [ 晴れ時々曇り ]


 あけましておめでとうございます〜☆ 今年も楽しい事件や色々な悩みなど、ピアノにまつわることを中心に、このレッスン日記を続けたいな、と思っています。いつも読みに来て下さるみなさま、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。伝言板やイグ茶に頂くご感想、とても励みになってます。m(__)m
 
 今年は、妹の出産の関係で長期里帰りを中止したので、生徒達からの年賀状をゆっくり読んでお返事を書き、Netをめぐり、イグアナ達とゆっくり遊び、のんびりとお正月を過ごしているが、ピアノはまだ弾いていない。これから気合いを入れて弾こう〜♪という予定。(^_^;)
 生徒達からの年賀状、現役生徒からのは、発表会を頑張ろう!というムードのものが多く、冬休みを楽しみながらもピアノのことも忘れないで過ごしてくれてるといいな、と不安もあるが、来週からのおけいこはじめでみんなに会うのが楽しみ! 元生徒からのものは、お引っ越し先でもピアノを頑張ってることなど、近況を知らせてくれてて、みんなの顔を思い出して懐かしさに浸っている。
 昨年は色んな事に振り回されて、大事なもの大切なものを見失いがちだったかも・・・と感じているので、今年は少し落ち着いて日々を過ごせるといいなぁ〜と思っている。さぁて!まずは大好きなバッハから!!っと張り切るイグぴょん先生だった。

これからの練習メニュー
クラーマー・ビューロー53番
バッハ平均律第1巻 第12番
サン・サーンス「アレグロアパッショナート Op.70」
グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」 など

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