今回のグレード試験(カワイ)は、13〜11級まで6人の受験者、試験前日の合同レッスンで、特に注意すべき点をしつこく言って、予定より延びたレッスン時間にも関わらず、みんな真剣に総仕上げに取り組み、どうにかそれぞれがこれまで頑張ったいい成果を発揮できるようにと祈った試験当日。・・・試験後のレッスンで、当日の様子を尋ねてみると、ちょっと止まっちゃった、間違えて弾き直しちゃった、などと言う生徒もいて、結果が届くまで心配していたが、先日、すべての結果が届いて、今回は無事に全員合格☆ やれやれ〜とホッとした。合格証を渡すと、どの子も、やった〜!と素敵な笑顔、満足のいく達成感、うれしい気持ちを忘れずに、今後の練習も頑張ってくれるといいな。 レッスンをはじめて2〜3年目、二桁級のグレード受験率はかなり高いうちの教室だけれど、高学年になるに連れ、級が上がるに連れ、受験能力はあっても、受けたくない・・・という生徒が増えつつある。理由は、年齢的にプレッシャーを感じたり、学校行事や塾で忙しいスケジュールだったり、自分なりの弾きたいものを見つけたり、一度目に不合格になってしまい試験アレルギーのような感じになったり、それぞれの事情や気持ちがわかるだけに、グレード受験を無理には薦めてはいないけれど、せめて9〜7級あたりまでは挑戦して欲しいな〜とも思う。 グレード試験にしてもコンクールにしても、もちろん結果が出るに越したことはないが、それだけではなくそこまでの過程、発表会とは違った緊張感、私だけでなく他の先生から見た評価が得られること、色んな意義がある。忙しい子ども達、年齢やレベルに関係なく、無理強いではなく、うまく試験やコンクールに向かわせる気持ちを養うことや親御さん達のご理解を得られるようにするのも、これからの課題かも。 グレードやコンクールに拒否反応気味の子達にとって、『ある日のお教室』は、それなりに効果が出てきていて、録音を仕上げの楽しみにしてくれると、こちらもやり甲斐がある。更新がのろくて、子ども達にせっつかれたり、録音がうまく撮れる子とそうでない子、Netに接続できるご家庭とそうでないご家庭があったりで、調整に悩むところもあるのだけど、発表会以外に他の方達に演奏を聴いていただけるいい機会、さらに有り難いことに伝言板にも書き込みを頂いたりしているし、子ども達にとっていい刺激剤となるように、これからもネタ集めに頑張ろうと思う。
あちこちでご心配いただいてる私の体調、その後、落ち着きかけたと思ったら、9日に森を散歩したときに顔(右目上)を虫さされして、何の虫かハッキリわからないのだけれど、首のリンパや目まで腫れるという大騒動(^^ゞ になってしまい、またもや大量のお薬とお付き合い。絆創膏を貼った私の顔を見て、子ども達も心配してくれて・・・まぁ、何とも間抜けな次第でお恥ずかしい限り。どうにか虫さされあとも治りつつあるし、リンパの腫れもおさまって・・・以前からの悩みの種だったしつこい咳も、今度のお薬はよく合うようで、かなり楽になったし、今度こそこのまま元気になれるといいな〜。 自分のレッスンをお休みすることになってから、最近の練習については書いていないけれど、以前からの宿題、クラマー・ビューロー、バッハ、サン・サーンス他、以前弾いていたものや好きな小品、生徒達の曲など、体調と相談しながら、日替わりメニューでボチボチと楽しんでいる。次回の『ある日のお教室』更新までには、私も何か録音したいな〜、とここに書いておくと、頑張れそうな気が・・・。(^^ゞ
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