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レッスン日記

2001年4月


残念なこと

04月28日 (土) [ 曇り時々雨 ]


 世間は連休に入ったようだけど、今日は補講も入ったいつも通りのレッスン。社会人Kちゃんとは、おしゃべりも楽しみながら、新曲の譜読みにも取りかかった。仕事から帰って、遅くなったり疲れていたりで、自宅での練習時間はあまり取れないようだけど、レッスン中の集中力でカバーしつつ、続けているKちゃん、社会人も2年目になり、仕事にも責任を伴うものが増えて大変だぁ〜、とぼやいていた。来週はレッスンがお休みだし、自分で時間を作って頑張ってくれるといいけど、社会人にとっては骨休めもしたい連休かな。
 中学生達のレッスンでは、月末なので、今月の目標の反省もして、来月の目標を考えた。部活などもあって時間が作りにくい中で、具体的に目標を作ることで、励みになるといいな、って、最近はじめた目標反省帳、まだ、効果のほどは定かではない。(^_^;)

 そして残念なこととは・・・昨日、小6Yちゃんが、今月いっぱい(つまり昨日のレッスン)でやめると、お母様が連絡帳に書いてこられたこと。少し前から、塾で忙しいという話は聞いていたし、思うように練習が出来なくて、合格するまでに時間がかかっているのが、気には懸かっていたが、最近は新しいテキストに入って、Yちゃんの張り切っている様子も見えてたので、突然の申し出にショックを受けた。Yちゃんに聞いてみると、やめたくない気持ちもあったけど、塾が忙しいのでしんどいとのこと・・・。曲が進まないときや、Yちゃんの様子が気になるときは、いつも連絡帳に色々と書いて持たせてたけど、お返事をもらうことは、ほとんどなかった。昨日も、私の考えや思うことを連絡帳に書いたけれど、スパッとやめます、と書かれてきたからには、もう、お考えは変わらないのだろうなぁ。やめる決心をされる前に、どうにかレッスンを続ける方向で、お母様からの相談があればなぁ・・・と残念に思った。Yちゃんは、お教室はやめても、自分で弾くことはしてみたい、と言ってたし、ピアノを楽しむ気持ちを持ち続けてくれたらいいな、と思う。滅多にないお引っ越し以外の退会者で、色んな事を考えそうだ。

 ともあれ、明日からはお教室も連休、明後日からは里帰りを予定しているので、いい方向に気分転換して、また、元気を出して頑張りたいと思う。

珍しく連続日記!

04月23日 (月) [ 晴れ ]


 昨日は、生徒のことを全く書いてなかったし〜、というか、小3Kくんのレッスンがあまりにも愉快だったのと、また新体験をしたので、連続で日記を書くことにした。
 スイミング教室が終わって、駆け込みでやってくるKくん、疲れて眠そうにすることが多いのだが・・・。バーナムテクニックは大好きで、いつも曲の目的に応じて、挿し絵から連想する動きや、題名を考えて、どうしたらそういう音になるか、理屈っぽく説明すると、「あぁ!わかった!」と元気よく練習してくれる。たまにうまくいかなくて、あくびがでることもあるけど、今日のつま先もぞもぞは、なかなかうまくいった。続くバイエル77番は、レガードが苦手で、まだ両手では自信がないのか、2週目なのに片手しか聞かせてくれなかった。曲を仕上げたかったので、バイエルについてはしつこく言わず、ドイツ舞曲に取りかかった。右手のレガートと左手のスタカートの動きがつられてしまうことと、♯の弾きそこないで、前回は合格しなかったのだ。1回目は、先週とあまり変わってないような〜・・・そこで、「右手と左手が違うことするなんて、すごいよねぇ、難しいもんねぇ。でも、よーく考えて動かしたら出来るかも!」と励まして、部分的に取り出した箇所を何度か練習するうちに、コツをつかんだKくん!いつもは、レッスン時間が長引くと嫌がるのに、「よし!すごい!出来た出来た!格好いいぞ〜!」と励ましの声をかけると、「今日は合格するまで頑張る!」・・・Kくんが最後の時間だったので可能だったのだけど、10分ほど時間を超過した頃には、左右の違う動きを考えて出来るようになり、カセットテープを忘れて録音できなかったのが残念だったが、無事に合格☆レッスン室に入ってきた時とは別人のように元気になって帰っていった。
 出来ていないことや間違いを指摘されるのが大嫌いなKくんは、何度も同じ注意をされるとむくれたりすることも多くて、いつも声のかけ方には気を遣うのだけど、今日は、ちょっとうまくいったら大げさに誉める法が、効を奏したレッスンだった。(∩.∩)

 先日、楽器店へ行ったばかりだというのに、買い忘れの楽譜とレッスンノート類の買い置きも少なくなったので、お天気もいいし〜、と午前中に出かけてきた。自分のための楽譜を最近買ってないなぁ〜、と何となく棚を見ていく・・・ふと目に付いたキャサリン・ロリン・・・そういえば、どこかのピアノ系サイトで、話題になってた気がするなぁ、と数冊ある楽譜を見てみた。おぉ!ギロックと関係のある人なのね、そうそう!以前買ったグレンダ・オースティンの楽譜も、面白い曲が色々あったなぁ、と思い出しながら、題名に惹かれて「ピアノの叙情詩」を買い求めることにした。
 生徒が来る前の自分の練習時間に、さっそく弾いてみた。ブルグミュラーレベルで弾けそうな感じのロマンティックな作品が並んでいる。まだ、さら〜っと弾いてみただけだが、いずれ生徒にも弾かせてみたいなぁ、と思った。新しい楽譜、はじめて弾く作曲家の作品、久しぶりに新体験だった。
 レッスンが終わって、夜、また弾いてみたくなり、キャサリン・ロリンを弾いて・・・今朝起きがけに、レッスンに行ったらベートーベンが弾けないで焦るという悪夢を見たので、「告別」とバッハ、「愛の夢」も少しだけ練習した。(^_^;)

今日の練習メニュー
 バッハ パルティータ第1番プレリュードとアルマンド
 ベートーベン 「告別」第1楽章・第2楽章・第3楽章
 リスト「愛の夢」
 キャサリン・ロリン ピアノの叙情詩から数曲

何事も体験☆

04月22日 (日) [ 晴れ ]


 今日はいいお天気だったが、風が冷たかった。ここのところ、何かというと体調不良になりがちだった私・・・風邪をひかないようにと、用心してのんびり過ごした。
 12日のレッスン、予報では傘マークもあったのだが、曇りでそのうち晴れて来るというお天気になった。きっと珍しく、にゃあさんが送ってくれたから・・・かも。(笑)今回のエチュードも苦労したけど、先生にはうまく脱力が出来るようになったことを誉められ、うれしかった。バッハは、プレリュードが変なところでつっかえて焦ったけど、弾き直し!で気合いを入れたらうまくいき、フーガもいい気分で歌えて、無事合格。問題の「告別」は、進歩はあるけど、もうひといきってことで、引き続き第1楽章をやりつつ、第2楽章の注意されたところを直して、第3楽章までが宿題・・・う〜、全楽章はしんどいぞ。(@_@) 間にG.W.があるし、次回のレッスンは5月後半で、時間はあるけど、G.W.には里帰りの予定だし、思ったように練習できないだろうなぁ・・・と今から弱気。(^_^;)
 レッスンの帰り、にゃあさんと電子楽器がたくさん置いてあるお店へ行った。以前からMDRを欲しがっていたにゃあさんは、Digital Recording Studio『D12』(KORG)やマイク、マイクスタンドを購入してご満悦。私は、電子ピアノをあれこれ触って、コンパクトなタイプでもタッチがしっかりしていたり、音色も昔に比べてよくなってるな〜、ってデモ演奏に聴きほれたり・・・。MIDI録音用に88鍵の電子ピアノが欲しいと、以前から思ってはいるが、買うまでの決心がつかない私、見て触ってだけでも、楽しめた。
 『D12』では、生ピアノの演奏をハードディスクに録音し、CDにしてくれるそうで、少し前から、真剣に練習するように!って言われてたけど、レッスンの曲の練習で手一杯で、何を録音してもらうかは、まだまだ考え中。とりあえず「愛の夢」は何とかなるかな、と真剣に復習している。他には大好きなバッハのパルティータも復習してみてるが、4年も前に弾いたものって、新たに弾くのとあまり変わらなかったりして・・・情けない。でもでも〜、ショパンも何か弾けるといいな、っと、曲を考えるだけは楽しいのであった。(笑)
 先日は、楽譜を買いに行ったついでに、サイレントピアノを体験!Q&Aや伝言板にサイレントピアノに関する話題、質問があっても、これまでは触った経験なしに想像して答えていたが、これからはもっと確実にお答えできそう。実際に弾いてみて思ったのは、ヤマハ:サイレントピアノに関しては、サイレント状態になった時と生ピアノのタッチの違いは、操作ミスをしない限り、ほとんど気にならないということ、サイレント状態の音源の音が心地よくてタッチが気にならないっていうのもあるかなぁ。カワイ:エニィタイムの中古がたまたま店頭にあって、それも弾かせていただけたが、生ピアノ状態ではいい感じだったが、サイレント状態にすると音源の音色のせいもあるのか、タッチが浅くなるのを感じた。ついでにクラビノーバも弾いたが、音はそれなりに美しいけど、やはリタッチの点でサイレントピアノの方が格段によかった。でも、一番弾き心地がよかったのは、何も加工してない普通の生ピアノ・・・当たり前かな。音色に関しては、好みがあるし、以上のことは、私が受けた印象であって、万人に当てはまるとは限らないけど。
 小さいお子さんの場合はともかく、大きくなって弾く時間が限られてくる高学年の子ども達、大人になってピアノを楽しむ方のためには、サイレントピアノって画期的なんだな、というのが実感。想像していたほど、タッチの違和感もないし、練習時間がない〜と気持ちの上で焦るより、サイレントにして、可能な時間帯に練習できる方がいいだろう。
 電子ピアノあれこれとサイレントピアノを体験して、カタログを眺めたり、情報を集めるのもいいけど、楽器に関しては、自分の耳で聞いて指で触ってが一番!って、当たり前のことだけど、再認識した。買う予定がないと、そうそう楽器店であれこれ触ることもしなかったが、購入希望の生徒さんの相談に乗ったり、Netでの質問にもしっかり答えられるように、これからも機会を作って、色んな楽器を試してみたいと思う。

最近の練習メニュー
ハノン(時々だけど)
クラーマー・ビューロー49番、50番
バッハ平均律第1巻 第18番 パルティータ第1番(少しずつ)
ベートーベンソナタ「告別」第1楽章・第2楽章・第3楽章
    リスト「愛の夢」
 曲数が多いので、日によって組み合わせを変えて弾いてます・・・。(^_^;)

桜も散って〜☆

04月10日 (火) [ 晴れのち曇り ]


 昨日の雨で長く楽しめた桜も散り、子ども達も進級、進学、就職してそれぞれの新しい季節を歩み始めた今日この頃・・・。
先月末の短い春休みは、最後になって微熱を伴う風邪症状・・・読書してビデオを観てで過ぎてしまった。たまには休みもないと困るけれど、特に連休って気が緩んで体調を崩すことが多い私かも。(^_^;)
先週の新学期初レッスンは、お天気のいい日も多かったし、新学期で張り切る気分だったのか、子ども達は元気いっぱい、クラス替えの話や担任の先生がどんな先生かなど、楽しく話してくれた。木曜日には、小2Kくんの妹で、年中さんのAちゃんがおけいこをはじめることになり、Kくんがお兄ちゃんらしくAちゃんを連れてきてくれ、最初は恥ずかしさと緊張で固まり気味だったAちゃんだったけど、Kくんと一緒にリズム打ちをしてみたら、一気に打ち解けてやる気を出し、Kくんのレッスン時間になっても、「もっとやりたいなぁ〜。」って言ってくれて、第1回目のレッスンとしては大成功だった。Aちゃんにお母様が先に帰ろうか、っておっしゃったのだが、Aちゃんは「お兄ちゃんのを見たい!」Kくんは「たまには僕のレッスンも見てよ!」で、いつも元気だけど、さらに張り切ったKくんは、とても上手に弾いてくれた。赤ちゃんをあやしながら1時間、お母様は大変そうだったけど、AちゃんとKくんの様子をご覧になって、安心され満足されていた。久しぶりの年齢の低い生徒の入会で、私もとても新鮮な気持ちでレッスンできたし、これからも楽しみだ。

8日は、小さな音楽会仲間の発表会を朝から夜まで手伝ってきた。またしても土曜の夜になって、微熱が出て(@_@)だったが、いざ発表会会場に行くと、張り切ってしまって、とうとう打ち上げにまで参加出来るほど元気になった。(^_^;) 自分の発表会ではないのだが、小さな音楽会は前々回までは、同日に開催していたし、見知った顔もたくさん!自分の演奏がない分、落ち着いて進行を見て動きまわり、子ども達の演奏も余裕のある気持ちで聴けて、色々と参考になった。印象に残ったのは、三姉妹の6手連弾、小学生の演奏するショパン、着物姿で演奏された「幻想曲さくらさくら」、ゴスペルグループの歌も面白かった。次回の発表会は、久しぶりに合同ステージで、という話も出ているし、私も色んな企画を考えてみたい。
体調不良、バタバタしたスケジュールで過ぎたこの頃だったが、明後日に自分のレッスンが迫っている。それなりに練習はしているけど、苦手な部分はレッスンが迫ってくると、なぜかさらに弾けなくなったりして〜。天気予報によれば、やっぱり雨らしいし・・・。(-.-) 明日は一日、ピアノピアノ♪で過ごさなくては!

最近の練習メニュー
ハノン(時々だけど)
クラーマー・ビューロー49番
バッハ平均律第1巻 第14番
ベートーベンソナタ「告別」第1楽章・第2楽章

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