| 141. | 幻のヴァイオリン アン・ライス 著 (扶桑社ミステリ 819円) | 2001.12.30 |
| 2001/12 | ||
| 最愛の夫を亡くしたわたしは、黒い長髪の美青年ヴァイオリン弾きに出会う。彼の奏でる音楽は、家族との確執、妹の失踪、母親と娘の死に閉ざされた私の心を解き放つ。 とても好みの雰囲気、アン・ライス独特の幻想的な音楽小説だった。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/11.30 再版: | ||
| 140. | 太陽の王と月の妖獣 上・下巻 ヴォンダ・N・マッキンタイア 著 (ハヤカワ文庫 各760円) | 2001.12.21 |
| 2001/12 | ||
| ヴェルサイユ宮殿に運び込まれた海の妖獣。妖獣の世話をする自然哲学者イヴの妹マリー=ジョセフは、ルイ14世と取り巻き貴族達、ローマ法王の間で揺れ動く。 妖獣とマリー=ジョセフの会話が歌で伝達されることにも、実際の歴史上の人物達、特に音楽家ドメニコ・スカルラッティなどに強く興味を惹かれたし、宮廷の様子も面白く読めた。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆ | ||
| 初版:2000/1.31 再版: | ||
| 139. | アウラの選択 グインサーガ82 栗本薫 著 (ハヤカワ文庫 540円) | 2001.12.21 |
| 2001/12 | ||
| グインとレムスの会談は、場所をクリスタル・パレスに移す。今やヤンダル・ゾックの魔宮となったパレスでグインが見たものは・・・。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/12.15 再版: | ||
| 138. | 見知らぬ妻へ 浅田次郎 著 (光文社 1500円) | 2001.12.18 |
| 2001/12 | ||
| クラシックの世界を捨て、クラブのピアノ弾きとして生きる元チェリスト、ファンションメーカーで活躍するキャリアウーマンの悲しい恋、中国人女性と偽装結婚する歌舞伎町で客引きをする中年男・・・など、ホッとしたり切なくなったり、優しい雰囲気の8つの短編集。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆ | ||
| 初版:1998/5.30 再版: | ||
| 137. | ネゴシエーター 上・下巻 フレデリック・フォーサイス 著 (角川書店 各1400円) | 2001.12.9 |
| 2001/12 | ||
| オイルショックの再来を予見する報告書に怯える男達・・・大幅な兵器削減を謳うナンタケット条約が結ばれようとしていたが、イギリス留学中の米大統領の子息に何者かの手が・・・。モスクワとヒューストンで芽生えた陰謀が、引退した交渉人クインを任務に引き戻すが・・・。 世界各地のそれぞれの思惑が絡んだ複雑な事件に挑む一匹狼的なクインが素敵。読み応えたっぷりで大満足。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:1989/5.20 再版:1989/6.30 | ||
| 136. | 警視の接吻 デボラ・クロンビー 著 (講談社文庫 895円) | 2001.12.7 |
| 2001/12 | ||
| 公園で発見された美しい女性の死体・・・キンケイドはジェマと共に捜査を開始するが、彼女の私生活が明らかになるに連れ、複数の容疑者が浮かび、捜査は難航。息子キットやジェマとの関係にも、不安定な要素が忍び込み・・・。 事件の背景にある戦争中の出来事と二本立てのストーリーを追って、また、ジェマの心理も興味深く、たっぷり楽しめた。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/6/15 再版: | ||
| 135. | 天狗風 霊験お初捕物控二 宮部みゆき 著 (講談社文庫 781円) | 2001.12.3 |
| 2001/12 | ||
| 桜の盛り、異様な朝焼け、つむじ風と共に嫁入り前の娘達が、次々と姿を消した。お初と右京之介は、奉行の誘いで夜桜見物に出かけるが・・・。不思議な猫たち、そして天狗の正体とは? 事件の背景には、哀しい人の心も感じたが、溌剌としたお初の活躍や周りの人々、猫などのキャラ、いつものように後味スッキリの作品だった。たけちゃんに感謝☆ | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/9/15 再版: | ||
| 134. | 警視の死角 デボラ・クロンビー 著 (講談社文庫 838円) | 2001.12.2 |
| 2001/12 | ||
| キンケイドの別れた妻・ヴィクは、詩人・リディアの自殺とされている死に疑いを持つ。ヴィクから突然の連絡を受け戸惑うキンケイド、心穏やかでない恋人ジェマだったが・・・。 リディアとヴィク、ふたりの女性の人生、大変興味深かった。また、ヴィクの息子・キッドの存在が今後どうなっていくのか、ジェマとの関係がどうなっていくのか、次作も楽しみなシリーズ。 | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:1999/1/15 再版: | ||
| 133. | 堪忍箱 宮部みゆき 著 (新潮文庫 476円) | 2001.11.27 |
| 2001/11 | ||
| 近江屋に伝わる黒い箱、家事の夜、女将さんが命を懸けて持ち出したそれに人々の気持ちが翻弄される・・・という表題作のほか、江戸市井に暮らす人々のささやかな夢や希望、切ない思いや呟きが、八つの短編で描かれる。 たけちゃん、ありがとう☆ | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/11/1 再版: | ||
| 132. | センティメンタル・ブルー 篠田真由美 著 (講談社 1000円) | 2001.11.25 |
| 2001/11 | ||
| 11歳から20歳までの蒼が遭遇した4つの事件、蒼のはじめてのガールフレンド、30年ぶりに明かされる高校での事件、ひとり芝居『鏡の中のアリス』にまつわる悲劇。 建築家探偵シリーズ番外編といった感じの本書、蒼君びいきの私には大変興味深かった。Eveさんに感謝☆ | ||
| おすすめ度:☆☆☆☆☆ | ||
| 初版:2001/6/5 再版: | ||